「実は知ってます 短編」を含む小説

「────あなたは、私を殺してくれる？」 平凡な高校2年生:水山 正樹は、ある日クラスメイトの無表情な美少女:岸花 莉子の裸を見てしまい、彼女が体に花の模様が浮かぶ奇病、彼岸…

納得いかない童話ナンバー１”かえるの王子様”の世界に転生しちゃった王子様（童話には出てこない王子様ね）のお話です。 第一話を短編で書いたのですが、王子様が動き出しちゃったので書…

アマギはとある街に訪れていた。 照り付ける太陽に嫌気が差しながら、街に入ってすぐにあった酒場へと逃げ込む。そして空腹からそのまま食事を取る事に。 異様に空気の乾いた酒場では、他…

　あなたは、恋を知っていますか？ 　私は何度も恋をしてきたし、当然、分かっているつもりだった。 　少女漫画や、恋愛ドラマに胸をときめかせながら、いつか自分も「普通」に恋をするんだ…

私、日向葵(ひなたあおい)には、香苗という妹がいる。香苗は物心ついた時から私の真似ばかりしてたのだが、それは高校生になった今でも変わらなかった。 大学生になった私には春日井友樹…

国を守る王様が、婚約者の令嬢に婚約破棄された。かわいそうに。 女神の加護持ち陛下と、近衛騎士隊所属のわたしの話。 ※「小説家になろう」に掲載している短編をこちらでも公開しまし…

英国ヴィクトリア朝。ハウスメイドとして働くメアリーは、同室の少女・クロエとの時間だけが楽しみだった。だがクロエは夜になると部屋を抜け出してしまう。クロエが屋敷の主人との関係を強要…

　オリジナルショートノベル。一話完結 　一つの恋を終えた、一人の男性の、モノローグのようなお話。 　みんな、何か一つ、胸に秘めた思いがありますよね。　 　BLANKEY JET…

全てが私に味方している。 そんな確信めいたものを感じながら、私は玄関からズルズルと死体を引きずり出した。 寂れた田舎町で起きた殺人事件。 その全てを知っているたったひとりの人物…

令和の私小説部門 人生を変えた衝撃の初体験 他人の知らない○○の世界 に該当するかも？な微妙作品。 ◆ かれこれ十数年前。 私が勤めていた会社の人達は楽しい事がとても大…

　私立高校の国語教師、タツルは優秀な男女生徒４人の敵意を感じていた。彼らは自分がゲイであることを知っており、それを生産性のない無価値な人間だとして排除を望むホモフォビアなのだ。 …

ある天文マニアが見つけたその1つの隕石は地球に深く突き刺さり、３日後に滅びをもたらす予定だった。けれどもそんなことにはならなくて、少しだけ猶予が生まれた。 ほんの少しだけ。 －…

大学生同士のちょっとした話。百合短編10本目。 優香莉（ゆかり）と瑠々（るる）は大学一年生の春に知り合い、夏に恋人同士となり、秋を経て、初めての冬を迎えた。優香莉は瑠々とキス以上…

君とのデートの日。僕は、思わず涙を流してしまった。 拙作、『――――ぜんぶ、知っている。』の原案です。 こちらの方がわかりやすいなと思って、投稿してみました。 これで心置…

　下ごしらえ中の食堂で、朝のラジオを聞いていた「私」は、新しいパーソナリティの声を、どこかで聞いたことがあるような気がするが、それを思い出せない。 　だが、その答えは、食堂の常連…

＜あらすじ＞　 　朝の来ない国――ネノクニ――に暮らす少女、エミリア。 　彼女の夢は青い空を見ることと母の病を治すこと。 　ある日彼女は母の手伝いで買い物へ行った帰り道に不思議…

ぜんぶ知らずに読んでみてください。そして、ぜんぶ知ってから読んでみてください。

今までの人生で金縛りなんてたった二回しかあったことはないけれど、二回目のときは自力で比較的簡単に脱出できたのでご紹介。脱出はできたんですけどね、その後がいけなかった。

うだつの上がらない冒険者こと、俺、ユシャは今日も中級のクエストをこなしていた。 パーティを組んだとしても、なぜか仲間はあっという間に強くなって、俺が付いていけなくなって、お別れに…