「四又」を含む小説

　※ タイトルは「こじかしょくどうのきせき」です。 　いまは敷島新聞の本社局長に出世した大塚万次郎は、かつてこの街の高校に通う高校生だった。その局長が、高校生のころによく餃子を食…

四行

【「第45回横溝正史ミステリ＆ホラー大賞」応募作品】 二十五歳の小山内一郎は、半ば追い出される形で会社を辞めることになった。 心身ともに疲れ果てた彼の為に、仲間たちが計画してく…

……人は望むとおりのことができるものではない。望む、また生きる、それは別々だ。 　くよくよするもんじゃない。肝心なことはねぇ、 　　望んだり生きたりするのに飽きないことだ。………

　四年前、赤丘市で発生した中学生絞殺事件は、未だに未解決である。 　事件当時、開光高校三年生だった暁斗は、学園祭の演劇のリハーサルのため学校に残っていた。その夜、彼は親の迎えを待…

https://kakuyomu.jp/user_events/16818093085172633552 【四行でみんなを唸らせろ！！】あなたの描いた四行で誰かの心を動かしてみま…

※まほｉ合併にともない再公開。第四話まで以前のものと変更はありません。第五話はカクヨム初公開です。 とある地方のある街で。大学生の十和子の元には何故か様々な相談事が集まる。居候…

元関東No.１の暴走族の蕾達が親と同じ道を歩み、再び頂点を目指し動きだすーー…

貧乏国アールヴレズルの王妹ツェリは、憤っていた。六歳の姪に舞い込んできた縁談の相手は隣国の第一王子（四十二歳、子供十二人、孫一人）、しかも第十九妃ときて、許容できるはずがない。 …

森沢聡は、オカルト友達のキヨから、深夜、四国の遍路道に現れるという女「遍路Ｘ」の噂を聞く。 切断された人間の手首を握って歩くという不気味な女の噂に惹かれ、その正体を確かめるべく二…

　日本在住の峯岸史郎は、二十歳を目前に交通事故でこの世を去ってしまう。後悔ばかりの人生の中で、「神」を名乗る謎の少年にとある取引を持ちかけられる。その取引とは「現代とは違う世界に…

平安時代、清涼殿は鬼の間に住み着き帝の食事の毒味をしていた主人公。しかし毒に当てられたことから帝の弟と手を組んで犯人探しになる。はたして誰の陰謀が動いているのか――。四匹の猫を傀…

　夜盗『寝首かき一味』四人が料亭兼布佐を襲い、主の兼吉を斬殺して金子を奪い、一歳の娘由紀を拐かした。女房の布佐は深手を負ったが、神田佐久間町の町医者竹原松月に助けを求めた。 　町…

　文字通り「カクヨムを使い始めて思うこと」を、つらつらと書き綴っていきます。 　エッセイですから、順番に読む必要はありません。最初の方は飛ばして、どうぞ興味のある記事からお読みく…

記憶喪失の少年は、黒い髪の白エルフ・ユナと出逢った。 真面目で心優しい彼は、精神を汚染され闇に堕ちたエルフ……通称“ダークエルフ”たちと同じ暗い髪色を持つがゆえに迫害され、傷つき…

とある事件により逮捕された三十四歳の瑠璃（るり）。 彼女が残した日記「ノースポール」。 発達障害の息子と向き合おうとしたが、自身のプライドが折り切れなかった瑠璃と、 発達障害に対…

突然、神託が降りたといわれ、連れ回された少女は、いく先々で新たな絆を結んでいく。けれど、それは全て偽りのものだったと彼女は知らないでいた――「私がしてきた事は、全部無駄、だったん…

不夜城、砂漠の中に屹立する都市です。終末の世界では、周囲にそぐわない華やかさを放っています。ある夜、不夜城の四長老の一人である酒長老が黒衣の俠客に殺されました。それ以来、この街は…

僕たち戦闘機パイロットにとって、墜ちた仲間を忘れるっていうのは礼儀のひとつだ。 僕の属する国ヒノメはずっと、それこそ僕の曾祖父が生まれる前から隣国と戦争状態にある。小休止を繰り返…

※複数でのラブです。ご注意ください。メインは兄、亨。 曽根山《そねやま》咲良《さら》二十四歳は、母の再婚により小学二年生の頃から、四つ上の双子の兄たちと一緒に暮らしている。一年…