「ここだけ」を含む小説

大学の新歓に参加した乙名雫は、そこで高校の時のマドンナであった湖池先輩と再会する。 「ここ、ヤリサーだよ」 変なことを吹き込まれる乙名はそのまま間違ってお酒を飲んでしまい………

　七月七日の朝七時七分に生まれた七輝。なにごとにおいても、ここぞというときに不運に見舞われる。そんな彼についたあだ名はアンラッキーセブン。

誰にも、気づかれず、僕はひっそりと生きてきた筈だった。地味な仕事。僕の行き先で、“7”に絡む番地や電話番号、携帯番号で、奇怪な殺人事件が起きる。そこには、紗羅。君が居て・・・

　フルダイブゲームのサービス終了日、全てが終わったはずだったのに、タツローは何故かゲームの世界にいた。 　右も左も分からない、目的もない、どうやって生きようか迷う中、畳み掛けるよ…

KAC2023参加作品。京都には不思議がまだまだ生きている。それも不意に現れる狭い裏路地の奥にはあやかしが息づいているのです。これはそんな不思議な裏路地の逸話を集めた短編シリーズ…

KAC2026　第６回お題「アンラッキー７」　投稿作品です。 短編ですのであらすじはありません。 ７７文字の隠し文章では「７７７」ではなく「６６６」の話をしています。是非探して…

死んだ人が黄泉の国へ行く前の手続きをし、天国か地獄かを決め、死神に魂を渡す。そんな仕事をしているのがここ、神天役所。そんな場所で働く、新人の私と先輩の彼とのお話。

香は自分のせいでずぶ濡れになった桃野を店の二階に連れて行く。そこで語られた意外なこととは？ ここへ来てなかなか厳しいお題でした。そして今回も先送りのズルしました（笑） この作品…

不幸買取店。ここは7個の不幸な出来事を揃えると、それを買い取ってくれるらしい。 7個の不幸や不運の程度はどれくらいでも良いらしく、自分のアンラッキーな出来事を買い取ってもらえ、忘…

ここは静岡県沼津市。お茶農家・香爽園《こうそうえん》の跡取り夫婦、向日葵と椿は仲良しバカップル。結婚2年目の二人の日常はゆったり穏やかで時々ほろり。二人の平和な日々はまだまだ続く…

漢字博士👨‍🎓……その名の通り漢字博士。最後に「漢字学科なんてものが存在すると思うか！」という雑君保プ（現　雑君）先生のネタを丸パクリしようとしたが文字数で無理だった。iPhon…

777字ぴったりです。

とある町にある公共職業安定所、通称ハローワーク。その建物の横に隣接している古い町家。実はここもハローワークの建物でした。ただし、そこにやってくるのは「人」ではなく「神様」達なので…

気がつくと教室に立っていた私に彼女は問いかける「どうして、あなたは存在しているの？」と

こことはちょっと違う日本のどこか。 いまより少しだけ昔のはなし。 同時に書いてる「三景艦征戦録」の雑な設定を流用して書いてます。

プギーは以前住んでいた町を訪れた。 そこは焼け野原になって、ポツンと教会だけが遺っていた。 教会で出逢った神父が､以前のプギーの豚の姿で現れ､少なからずショックを受ける。

バレンタインのお返しに彼からプレゼントされたPC用キーボード。 どんなときもそのキーボードを使って文章を書いていたのに、よりによってこんな時にここだけが使えなくなるなんて！

異世界転生にまつわる七つの不運の話。

　小学六年生の陸奥むつひは、平成六年六月六日六時六分に誕生したので、〈むつひ〉と名付けられた。しかし、ある日、アメリカの古いホラー映画を観た同級生から、六月六日が誕生日である事を…

　次の町は木の玩具店の前で販売。 　あれから、宮田というダンベルの勇者は現れていない。そもそも、前の町から遠いところで売っていたこともあるが、ここは前宮田と合った町の隣。雄星はか…