アンラッキー7といえば
武藤勇城
↓本編はこちらです↓
777はラッキーでも666は・・・(?)
私にとって「7」のすうじろくでもないもの。
幸運とは、あくまで典型例。くろく沈んだ気分
になりきが重くなります。7なんてろくでもな
いすうじ。大事なことなので2回。理由を語っ
てゆきましょうか。名無智菜奈なんて名前はも
う本っ当に大っ嫌いでした。ななしちなな。じ
と目になっちゃいませんか?友達や先生を始め
むかしから「なな・しち・なな(777)って
良い名前じゃないか」ってみんなに言われまし
たが、その度にジト目で何も言わずに、睨みつ
けちゃいました。嬉しいとか、良い事があった
なんて一切ありませんから。一応、姓名判断の
結果は、智菜奈って大吉で、姓名を繋ぐ部分は
これまた大吉なんですって?でも総画数でいう
と49画。これも7かける7って、ちょつと狙
い過ぎじゃないですかねえ?そんなんだから、
素直に喜べないんですよね。総画数って運勢を
調べると凶という最悪な結果がでたりして。そ
もそも、名無なんて名前をよしとはしません。
7が沢山並んでいるとかうらないがどうとか、
それ以前の問題っていうか。そう思いません?
智菜奈は、二重まる。でも苗字が最悪。総合的
に吉凶混合面白みのない評価になってしまう。
だから私このな前が大っ嫌いだったんですよ。
そんな私にてん換期が訪れました。大学入学。
寮生活。いっぱい友達が出来ました。名前嫌い
だと言ふと「じゃあ結婚しちゃえば?」って「
嫁入りで好きな名前になればいい」って。考え
てもいませんでした。私ずっとこの名前だった
ため、姓名占いには拘りがあります。悪い名前
はいやです。同じ講義を受ける男性は勿論、よ
その講義にも顔を出して名前を占いました。そ
んな男性の中で、特に良い苗字だったのが近く
に住む布一ぬのいち君でした。猛アプローチを
かけ数年。結婚。布一智菜奈になりました。じ
ん生円満。こうして幸せになれたのは名前に自
しんをもってからのことだったとおもいます。
アンラッキー7といえば 武藤勇城 @k-d-k-w-yoro
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