「油断」を含む小説

墓とは名ばかりの史跡を守っている少女・カロンはある霧の深い日、迷子の女の子・ニナと出会う。 ニナを街まで送っていく道中、何もないところから突然現れた生首・ピーコック。 そして彼…

「おい!　幽霊切った妖刀で料理すんなって言ってんだろクソババア!」 「うっさいわね!　文句言うと叩っ切るわよクソガキ!」 北海道函館市　五稜郭 そこは数多の魑魅魍魎が跋扈する…

ガレテア魔王国は中心にあり何処よりも裕福で領地もある国だった。だがある時、その国は真逆の貧乏で領地も小さい国へと丸変わりしたのだ。 その理由はただ一つ、魔王が少女化したからだ。…

1000字以内で読める怪談を、毎回テーマを変えて5話セットでお届けいたします。 第1弾となる今回のテーマは「家」、特に自宅に焦点を当てています。 怪談において自宅というのは、し…

世界中にダンジョンが出現した20年後、時は2050年。 迷宮管理局の総合対応科に務める遠藤は、迷宮内でのトラブル(不法侵入、捜索、討伐、その他)への対応を行っている。 …

俺の名は乾宗十郎。 一匹狼の私立探偵だ。 その日、俺は血法に出向き、厄介な仕事を一つ片づけ、あったかい懐を抱えていたところだった。 懐が温かくなると、人間、心に余裕が出来る。 だ…

RPGギャルゲー『テスタメンティア・レガシー』――通称『テスレガ』。 テスレガは２部構成。 第１部は学園編。剣や魔法を学びながら、ヒロインと仲良くなり、一緒にパーティーを組ん…

彩樫高等学校には一風変わった部活がある。 その名も「お悩み相談部」。 新入部員のカイは、先輩のサトル、ジンゴとともに、今日も生徒たちの悩みを解決していく。 妖怪×心理学？ 青春…

作文コンクールに実話怪談を提出したのがまずかった？ わたし――矢崎裕美は国語の江住先生に生徒指導室へと呼び出された。 江住先生って優しそうだけど、ちょっと頼りない。 そう思…

第2回「G’sこえけん」音声化短編コンテスト応募作品です。 ※中間選考に残りました。 設定 見習い忍者クルミ。 そこそこできる子なのだが、『真面目』に一歩届かない性格のため残念…

　僕は爺ちゃんが苦手だ。だって会う度毎に説教してくるんだもの。 　おかげで帰省の時は毎回気が重い。 　 　爺ちゃんの家に向かう途中の道で、父ちゃんに爺ちゃんをヨイショしてみろ、と…

西暦2XXX年、第三次世界大戦が繰り広げられていた。この戦争は10年続き、最終的には核兵器「X15-3」の投入によって終戦となった。しかしこの戦争の影響で世界中に「魔脳」という存…

2042年、駅のホームにて。 痴漢をした中年の男性に体当たりをされ、油断していた主人公は線路に落ちる。 完全に死んだと思っていたが、目を開けるとそこは手術室。 ｢手術室は成功した…

9年前に2人目を出産。 油断してたらブクブクと大きくなった体。 5年前には過去一の体重に。 ダイエットしてはリバウンドの繰り返し。 結局体重は過去一のまま。 もうすぐアラフィフ…

犯罪はいつも単体とは限らない

・・・ココハ、ドコ？・・・ 『ここは、希望と新生の地、ヘルザ。』 ・・・ワタシハ、ダレ？・・・ 『汝は我が使徒。』 ・・・ 『ヘルザに潜む古の宿業を拭い去り、 　ヘルザに生きる人…

学級委員長の石渡葵は、真面目過ぎる自分にコンプレックスを抱えていた。 ある日、クラスで断トツのイケメン、小倉大空に日直をサボったことを注意すると、女子達からコソコソと悪口を言わ…

いつの間にか化け物が蔓延るようになった現代。主人公である「私」は年上でキャリアのある「彼」とバディを組んで昼夜化け物退治に勤しんでいた。だが、そんなある日、油断していた「私」を庇…

pixivに掲載しているものです。 あらすじ 学年が上がり、何とか高校二年生になれたあたし。しかし、文系に進むも数学の魔の手は迫って来ていて――！？　なんとか赤点は免れたい。そん…