「悪魔 宗教」を含む小説

ペネロペイア大陸。西洋によく似た世界に、かつて大きな国があった。名はラティニア帝国。七百年の歴史を有する巨大帝国である。 帝国の最高指導者である皇帝ウルピノスの治世中、帝国領内…

　私は殺したけど、殺していない――。 　惑星開発や人工知能、立体投影が進んでいる程度の近未来。常に変化し続ける都市と何も変わらない古都が混じる、比較的豊かで平和な国。覚えのない教…

龍を崇め讃える『龍崇教』を国教とし、国民の全てが信仰者である『龍崇国デライアン』。 彼の国には、龍に愛された存在——『龍選者』と呼ばれる特別強力な力を持つ者達がいた。 当代の龍選…

かつて女神の降臨した伝承がありながら、今は「悪魔」の出没する異端の地となっている西の海の果ての島。 「悪魔」の痕跡を視る力を持つために異端審問官の手伝いをしていた養護院育ちの少年…

【モヒートを愛する最強魔王、異世界で無双！】 悪魔(堕天使)や天使達が存在する世界で、人類は彼らの家畜・奴隷となっていた。ホワイトハウスの大統領椅子に座る魔王ルシファーは天使軍と…

地獄で生きている悪魔たちが暴力ときどき計略で借金を殺してでも奪い取ったり泥沼な関係に悩んだり物語です。現在本編を執筆中であり、長引くことが予想されたため先んじて設定資料を公開する…

　メナリアは悪魔である。 　それも、最古の悪魔に数えられる存在。 　しかし、彼女は神に祈り、日々を生きる変わり者。 　そんな彼女の元に、一人の少年が現れる。 　それが…

　　——少年少女の現代怪異浪漫譚—— 　　　　　　　（一時完結） 　特定指定呪術宗教団体【灯火の社】が起こした。自死を強制した集団呪術の影響により、【麻人市（まとし）】には怨…

この国はもうすぐ悪魔に乗っ取られる。それを阻止すべく日高は最後の賭けに出るが、刺客に襲われて失敗に終わる。気を失っていた日高が目を覚ますとそこには知らない少女が救いを求めていた。

　第一章　湧水と変身、古代ローマ 　フェリス・ツェニーの由来……彼は義父の倒錯した愛情に反発し、家出同然のていでとある彫刻家へ弟子入りした。しかし、師匠の本質を知って幻滅し放浪…

27にもなってフラフラしている祓い屋さん達の話です。 (間に短編「ヨロズ相談所」「第八日」挟まります) 第一部　「狐」　完結 片や霊感に乏しく、片や陰陽道にも多少通じる神社の次…

新しい年は明けたけど世界は相変わらず不公平だ。シングルマザーのモリソンさんはチビたちを抱えて失業するし俺は留年するし、なのに新しい居場所を見つけた奴も、600年間のうのうと暮らし…

ルーライ教という世界宗教の存在する現代。地獄に封じられた魔王ゼクスに協力する教会の大聖女ウルスラは、地獄の罪人の解放と天国行きを目指していた。しかし、1000年の伝統をもつ教会は…

【Maris Stella －最後の審判－】 　西暦2037年10月9日。 　第三次世界大戦の混乱の最中に突如空に顕現した天空城塞イデア・エテルナの宣告と共に、世界は人類が生み…

約一二五〇年前。突如として現世界・異世界を繋ぐ異空間・〈ゲート〉が現れた。 　そこから現れた未知の生命体――〈神骸《ロスト》〉と呼ばれる怪物は、どうしてか神話上に出てくる様々な…

「悪魔の、呪い……？」 　ほんの少しの油断から、それは始まった。 　楽園と呼ばれる地パノプティスで暮らすゼロは、自分に絶対の自信を持つ美青年だ。日々を平凡に暮らすゼロだったが、…

最初は古典的な伝承のようですが、途中からSFの要素が入ります。また、宗教などにも独自の解釈をしています。

舞台はとある二つの宇宙、【塵世】と【逆世】。一つは星よりも広大な領域を持ち、数個の銀河団を征服した種族の支配する宇宙。もう一つは悪魔たちの世界で、恐ろしい帝王の意志によって戦火が…

【Malice Stella －終末の日－】 『私はただ、誰かに必要だと言って欲しかった』 　そう願った少女の理想は、ついに叶う。 　西暦2037年10月9日正午を以て、全世…