「決して」を含む小説

異世界から招かれて世界を救った男は元の世界に帰還した。決して開けてはならないと釘を刺された宝箱を手に。 KAC2024の第三回お題参加作品です。

　私の名前は空海。青い空と青い海の様に美しくあってほしいという母の願い、らしい。私にはよく解らなかったが。 　そんな母が、私が物心付いた頃にこんな事を言っていた。 　『決して箱を…

それはどこかで見たような、ありきたりだけど決して色あせぬ冒険とモンスターの世界。 モンスターの神様が死んでしまったという噂を耳にした「噛みつき箱」のカミ太は、七つ集めるとどんな願…

新学期、新しいクラスには学校の人気者の月宮遥香がいた。容姿端麗で、誰にでもにこにこと笑顔を振りまく、蓮也はそんな彼女には全く興味もない。そんな手の届くかどうかなんて目に見えている…

僕、和気躍太（わき・やくた）は脇役として演劇部の活動に心血を注ぐ高校生。 そんな僕は役作りを徹底すべく、主人公らしき行動は決して行わないという鉄の掟を守っていた。 そんな僕の…

私が住んでいる国に伝わるお話だ。 物心が付く年頃になると、ある時、いつの間にか寝ている間に枕元に箱が置かれている。 箱は人によって色も形も大きさも様々。 でもこの箱は決して開けら…

「私、泣いちゃだめだから。」 それはいつからか雫(しずく)が泣きそうになった時の無根拠な常套句となっていた。泣き虫の筈なのに、怪我をしても、怒られても、悲しいことが起こったとして…

賭魚吐夢子はギャンブルプリンセスである。 彼女は仲間の赤城アリスと共に、人間を社会奉仕のための社会の歯車にしようと企む悪の組織「管理国家マニンゲン」と戦っていた。 そんなある日、…

昭和50年（1975年）、家庭教師として訪れた名家で1人の少女と出会う。 「私は籠の中の鳥。決して自由に空を飛ぶことの出来ない哀れな鳥なのです」 儚げな少女の言葉の意味とは。…

※一話完結。1500字のインスタントホラー。 ※【KAC20243】『箱』参加作品。 ある日、棚から出てきた見知らぬ箱。 空気穴が開いている。 忘れ去っていたその箱は、実は忘れ…

名古屋に20年以上住んでいるが、未だに鹿児島なまりで、家庭では鹿児島弁を使う。 故郷は決して忘れてはいけないのだ。

時は2023年。とある弱小企業「ヨーワーイン」が、アルビノの生物兵器という、謎の生物集団を採用した物語。 ※他作品のパロディネタが多いです。 ※ド素人が書いたものですので、甘…

学校に贈られてきた、謎の箱。 生徒は箱の中身が気になるが、それは決して開いてはいけない箱だった。

領民を第一に思っていた異世界の善良領主が裏切られ殺され、無念のまま死んでしまいそのままとある世界の上流貴族に転生してしまうが....... そんな善良領主が悪役領主になり天寿…

高校入学式の春……荒蒔　辰は、この度後輩となった幼馴染、晴嵐　右希からの告白を受けた。 告白を受け、晴れて恋人となった二人。幼馴染から恋人へと関係が変化し、二人の距離は縮ま…

　　　☆あらすじ☆ 　異世界からは簡単に開くワームホールを通って、身勝手に世界を震撼させている人類に愛想をつかした人以外の自然界に営んでいる生命体とリンクしたフェアリー群団が人類…

書籍化作家になりたい！みたいな情熱は持ち合わせてないけど、人に読んでもらいたい気持ちはあるし、コメントをもらいたい気持ちもある。それくらいのゆるーい気持ちで創作活動をしている人に…

努力して、稼いで、実力によって勝ち取る。そうやって叶う夢は本当に最高だろう。 でも、それ以外にもあっていいんじゃないだろうか。 【KAC2024参加作品②：住宅の内見】

(*ΦωΦ)私は猫です。名前はまだ無いです。 (๑ơ ₃ ơ)ステゴサウルスー！こっちおいでー！ (;;ΦωΦ)……あれは、ただのあだ名です。決して名前じゃないにゃ。 …

「私の条件は唯一つ、家賃8万円以下の部屋を用意して下さい。」 どんなに設備が良くても どんなに立地が良くても どんなに他の住人が良い人達でも 私の心に刺さる部屋でなければ…