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概要
それでも君は、泣かなかった。
「私、泣いちゃだめだから。」 それはいつからか雫(しずく)が泣きそうになった時の無根拠な常套句となっていた。泣き虫の筈なのに、怪我をしても、怒られても、悲しいことが起こったとしても、決して泣こうとはしなかった。 しかし今、そんな彼女を泣かせてしまう一歩手前に、瑠郁(るい)はいる…
(何年か前に他のアカウントで書いた小説をブラッシュアップして再投稿することに致しました。全三章になります。二、三章も改稿が終わり次第投稿致します。)
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