概要
『決して箱を開けてはならない。決して。』母はそう言っていた。
私の名前は空海。青い空と青い海の様に美しくあってほしいという母の願い、らしい。私にはよく解らなかったが。
そんな母が、私が物心付いた頃にこんな事を言っていた。
『決して箱を開けてはならない。決して。』
そんなある日、母は私を置いて、箱の中へと消えていった。
そんな母が、私が物心付いた頃にこんな事を言っていた。
『決して箱を開けてはならない。決して。』
そんなある日、母は私を置いて、箱の中へと消えていった。
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