記憶フロッピー

作者 雹月あさみ

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★★★ Excellent!!!

記憶フロッピ~(ドラえもん風)
このフロッピーには君の過去が書かれていて、都合のいいように書き換えることが出来るんだ。

誰にだってある、『あの時ああなっていれば』と言う後悔。それをやり直せる、魔法のような道具を主人公は手に入れます。
しかし残念なことに、これはドラえもんではなくホラーです。そんなうまい話に乗っかるとどうなるか。もちろん、ただではすみません。

★★★ Excellent!!!

失敗続きのサラリーマンが見つけたフロッピーディスク。
最近じゃとんと見かけなくなった、そして、それを読み込むPCすら化石扱い(言い過ぎ)される、フロッピーディスク。
けれど、何が記録されているのかと読み込んでみると……自分の過去?!


誰しもが一度は考える『過去をやり直せたら』。
もしもそれが実現したら――――?

これは、ホラーです。
それはもう、とびきりの。


★★★ Excellent!!!

上司にやいやい言われて、毎日が憂鬱な会社員の主人公。そんな彼が拾ったのは、今まで自分に起きた出来事が細かく書かれたフロッピーディスク。
不思議なことにそのフロッピー、データを書き換えるとそれが現実にも反映されて……
思い通りの人生を作ることが出来て、とってもハッピーに。だけど読んでいて思ったのです。話がうますぎると。
上手い話には、たいてい裏があるものなのですよ。

★★★ Excellent!!!

今は見かけなくなったフロッピーディスク。もし見かけても何が記録してあったか覚えていますか?

ラベルなどで内容を書いていたとしても、記憶にないタイトルだったりしませんか?

そんな誰でもあり得そうな物語の入り口で進行し、あれよあれよと衝撃のラストを迎えます。

短編とは思えない読み応えと満足感。そして不気味な怖さが詰まっていました。

オススメの一品です!


★★★ Excellent!!!

自分の人生を書き込んだ見知らぬフロッピーディスク……
そんなものがあったら怖いですよね。

過去の出来事を書き換えると、そこから新たな人生が分岐する
そんな夢みたいな話、自分ならターニングポイントで全部書き換えちゃいます。

でもみなさん注意してくださいよ、本当は自分の頭の中だけが書き換えられているかも知れませんからね……

最後まで読むと、もう古いフロッピーディスクを開くのが嫌になります。

★★★ Excellent!!!

短編なのであらすじはごく簡単に。
冴えないサラリーマンが、ある日自分の机で見つけたフロッピーディスク、そこには自分の人生が記録されており……
という感じで始まるのですが、後は読んでのお楽しみ。

どこかにいそうなアクのあるキャラクター、その男が徐々に嵌まっていく、というか流されていく課程のジワジワとした感じ、そこから展開する怒涛の「転」の章の広がり、そして意外な形での「結」まで、ノンストップで読める物語です。

ホラー小説の面白みの一つに、ジワジワ迫る嫌な予感を楽しむ、というのがあると思いますが、本作はまさにこの楽しみに満ちています。
そして最後に訪れる意外な形での真相もまたインパクト十分!

さっと読めて背筋の寒くなるようなホラー短編でした!

★★★ Excellent!!!

いやぁぁぁ❗️
コワイーーーーー‼️

脚本家志望の皆さん、テレビ・映画関係者の皆さん、うってつけの原作がここにありますよ。

日本が得意とするホラー。
決して残虐な殺戮シーンも目を覆いたくなるような場面もないけれど、間違いなくコワイ。

背筋が凍ります。
思わず叫びたくなりますよ。ワタシのように。

さすが公式ピックアップ作品です。
万人受けする作品なので、ぜひ読んでみてください。
真夏の体感温度が何度か下がりますよ(^_−)−☆

★★★ Excellent!!!

フロッピーディスクというと最近の若者はワードやエクセルの保存ボタンでしか見たことがないかもしれませんが、昔はそういう記録媒体があったんですよ。
保存容量が小さいものだから、ゲームを一本インストールするために十枚以上のフロッピーを入れては抜いて、入れては抜いて……
そんな老人の昔話はいいとして、本作はその懐かしのフロッピーディスクを題材にした一作。

ある日、仕事中に一枚のフロッピーディスクを見つけた主人公。
興味本位で家に持ち帰り、中身を見てみるとそこには「おれ」という名のテキストファイルが。
そこには主人公のこれまでの人生の内容が細かく記録されていた。

それを見た主人公は今日失敗した仕事の記述を修正し、上手くいったという内容に書き換えると、現実でも自分のミスがなかったことになっており、これを皮切りに主人公はこれまでの人生を思うままに書き換えていくのですが……。

全4話と短いながらも、設定はシンプル、起承転結もはっきりして、文章も読みやすく、オチもバシッと決まっており、短編のお手本にしたいような一作です。

(必読!カクヨムで見つけたおすすめ5作品/文=柿崎 憲)

★★★ Excellent!!!

ふとしたことから手に入れた、1枚のフロッピーディスク。そこには、「俺」の今までの人生が書かれていた。ちょっとした思いつきで、「俺」はその文章を書き変えてしまう――

ぞわりとする短編でした。世にも奇妙な物語、のような。すばらしい。

★★★ Excellent!!!

読み終わった頭の中に「世にも奇妙な物語」のテーマが、タラタララン♪タラタララン♪ と流れ出しました。
主人公はどこにでも居そうな、さえないサラリーマン。彼が或る日、ふと手にしたフロッピーには実は秘密が……。
テンポの良いコミカルな流れの先に、次第に妖しげな展開が顔を覗かせます。ラストが恐かったー。

★★★ Excellent!!!

一体、どこからが事実なのか……?
なぜ、フロッピーはそこにあったのか……?
第1話前や最終話後の展開に謎を持たせた作品でした。

そのフロッピーに頼りたくなってしまうような境遇や、破滅へ向かっていく様子が生々しく描けています。

この作品を見て思ったのは『訳の分からない物体に頼って楽をしようとせずに、自分の力で生きていくことが大切』ということですね。

★★★ Excellent!!!

 この作品の作者様はホラーがお好きなのでしょうか? 怖いです。
 最初はドラえ〇んの道具みたいに便利な物だ、ここから主人公のサクセスストーリーが……、と思っていたらそれが一転してホラーになります。人生はそんなにうまくいかないものですね。
 取りあえず、拾ったフロッピーディスクは、適切な場所に届けましょう。それはお金を拾うより、不気味な物かもしれないのだから。

★★★ Excellent!!!

やり直したい過去を修正できるフロッピーを手に入れた男。

次々と都合の悪い過去を書き換える彼のたどる末路と、最後のオチが何とも後味が悪く、でも気持ちが良い作品です。

しかし、この男。色々人生うまくいかないようですが、自分の至らなさや努力不足を他人に責任転嫁しているような怠惰さが、ちょくちょく垣間見えるキャラです。
そんなキャラだからこそ、後味の悪い結末を読者は痛快に感じてしまうのかもしれません。
作者様のキャラ造形の勝利ですね。

★★★ Excellent!!!

記録媒体として一線を退いたフロッピーディスク…。
ビデオテープを媒体としたホラーを思い出した。

だが…こちらは世にも奇妙な…のような感じでね…。
好きです。

はい。大好物な話です。

あぁ…こうして渡って行くのか~とかボワッとした余韻の様な感覚が残ります。

ホラーの神髄は…解明されないところにあると思うのです。
結果だけが独り歩きしていくような感じが怖いのです。

4話一気読みを、おすすめします。

★★★ Excellent!!!

毎日上司に叱られ、不甲斐ない日々を過ごしていた主人公が偶然手に入れたのは、何故か自身の「記録」が克明に記載されている奇妙なファイルが保存されていたフロッピーディスク。
しかし、そのファイルが「読み取り専用」ではない、自分自身で編集出来るものだと気付いた主人公は……。

様々な記憶媒体にこれまでの様々な編集内容が刻まれていくように、人間の頭の中にも単に忘れているだけで「記憶」が蓄積されているそうです。それらは全て読み取り専用、過去を変える事など到底不可能。ですが、もしそのファイルを書き換える事が出来たとしたら……?
次々に変わりゆく過去の果てに待ち構えている主人公の運命、そして最後に訪れる不気味なラスト、背筋がぞっとするかもしれない、不思議な恐怖を味わえる作品です。

★★★ Excellent!!!

自分の生涯記憶がフロッピーに書き写されている物語です。

書き換えることで、夢が現実となるが、その正体は――。

短編で読めるため、さくっと終わり、さくっと楽しめます。

小説で読む、世にも奇妙な物語。

あなたも読んで見ませんか?

次のお話にも期待して、星3つ送らせて頂きます。