「高校生の恋愛 短編」を含む小説

KAC8用に書いた物語を加筆、修正したものです。 「ちょっと不器用な二人の恋のお話。 お二人は惹かれ合っているご様子ですが。 なかなかどうして言い出せないようで。 見てるこ…

誰もいなくなった部屋。 机の上に置かれていたノート。 ■三月十七日 　今朝もダメだった。 　目を覚ますと、いつも通りの自分の部屋。 　やっぱり枕の下にイラストを挟んだぐらいで…

相変わらず勢いで書いてあるので面白いかどうかは分かりませんが…

とある男子高校生が一大決心をし、長年恋焦がれてきた年上のお姉さんに恋の告白をすることにした。彼が告白方法に選んだのはラブレター。しかし父親の余計なおせっかいにより彼はお姉さんの目…

画家を目指している萌子。彼女の目下の目標は芸大に入ること。幼馴染で隣に住む勇気は、なんだかんだと理由をつけて、放課後、休日と萌子の家に入り浸ること多し。もうすぐ二人は１８歳。互い…

この作品も例によって僕の経験談をもじってます。 きっと皆さんと恋愛相談とか受けたことないですか？ 僕はあれ以上に面倒なものはないと思うんですよ。 そんなことを思いながら書い…

西川美咲と六条聖司は恋人同士。先月のバレンタインデーから付き合っている。 結城香菜は西川美咲の親友で、六条聖司の幼馴染だ。 冬の終わりの放課後に、三人は廊下ですれ違う。 心の中…

「森さん、フクロウ好きなんだよね。うちフクロウ飼ってるんだけど、見にこない？」 同級生の森さんは、俺の誘いを快諾した。話すのは今日が初めてにも関わらず。 でもクラスメートの川上が…

高校3年生の受験生・瑠維(るい)は付き合っていた彼女の紗奈(サナ)から息抜きにと誘われたハロウィンパーティの日に突然振られてしまった。彼女からの別れの言葉は「私より綺麗で悔しい」…

幼馴染の少女を、突然に失ってしまった少年。 しかし彼は、学校に通う幼馴染の「幽霊」を目撃してしまう。 自分の声にも反応を示さない彼女を、ついつい眺めてしまう日々……。 ある時…

――初夏。誰もいない家の近くの公園で、金澤智哉(かなざわともや)は小型チェンソーを手に、目の前にいる少女を見やる。数m先にいる少女は、目は虚ろで顔面蒼白。でもそれも仕方のないこと…

冬は春の準備期間だと誰かが言っていたような気がする。 ……私にもいつか春が来ればいいな。 ※カクヨムWeb小説短編賞参加作品です。

チョコレートが、欲しい。 そう。俺はチョコレートが欲しいのだ。 何故なら、今日がバレンタインだから。 だから俺は隣の席の椎名に頭を下げる。

天才的な才能を持つ美少女、どＳなイケメン、一途で愛らしいお調子者、真田幸村の血を引くメガネ、そして「野獣」と呼ばれる男……高校剣士たちの恋と青春を描く連作短編です。 　第一章　…

高校生の杏は同じクラスで野球部員の長谷川君とお付き合い中。 そんな彼の部活を応援するべく、グランドに行ったはいいものの…。

ある雨の日に傘をくれた女性に惹かれる男子高校生、黒瀬雄吾。 気持ちは分かっていても子供を受け入れるわけにいかない大人の女性、太田綾。 水族館の大水槽の前で雄吾が思いを告げるとき、…

8kmを走り終えたら ある少年は彼女の仏頂面を殺してやると息巻いていました。 ある少年は仲違いしてしまった彼ともう一度話したいと願っていました。 それぞれが8kmにそれぞれの思い…

　高校生の泉浩介は文芸部の部室で一冊の古いノートを見つける。そのノートは過去と未来を行き来する不思議な力を持っていた……。

　メル・アイヴィーはカリフォルニア帰りの帰国子女。僕のクラスに居る彼女は少しクラスから浮いていた。高校二年生の梅雨の季節から夏休みにかけての「僕」とメルの少しばかりの思い出の話。…

同じ水泳部で同級生の狛江水貴と昨日、ふとした出来事がきっかけでセックスしてしまったおれ（周防水都）。翌日、いつもと変わらぬ様子の彼女に安堵しながらも、どこかもやもやした感情を抱い…