「音 カクヨムオンリー」を含む小説

音も形も匂いも時に色を伴って見えてくる気がしませんか？

チャイム。それは誰もが聞いたことがある音。 「おまたせ〜 直斗〜」 「早いですね〜」 「待ったかなぁ〜？」 懐かしくも恨めしい。思い出の声が脳の中に響く。 望むなら・・…

彼女の浮気で引っ越したのは、とあるマンションの一室だった。 条件が良く気に入っていたが、なぜか自分以外の住人が一人しかいない八階で、ある日飛び降り事件が起こってしまう。 同じ階に…

進化か、あるいは神罰か―――― 一定以上の時間、音を聞き続けると死んでしまう世界。 それでもピアノを弾き続ける君に恋をした僕は、世界一美しい自殺を提案する。

四十五年程前の東京の山間部。音大生の送迎用としてボンネットバスが細々と使われていた。車掌の少年、犬吠埼凍江は雪の日に音大生の有奈華六音に「キミの声に惚れた」と言う理由で歌い手にな…

主人公、一ノ瀬音也は高校の入学式で根倉雨音に恋をする。 ふとした事から音也は雨音と屋上で二人きりになるが、そこで音也が見たものとは・・・

記憶を失った少女・小宮奏と、彼女を救わんと夏をかける少年・湖心破音の儚く咲く恋の物語。

　高校の文化祭、俺のクラスはメイド喫茶をやることに決まった　 　しかし今年は男女平等にしろと指導が入り、急遽メイド＆執事喫茶に変更 　 　その結果、深刻なイケメン不足となり…… …

中学３年生の夏、明希は幼馴染の小春が入院している病院に辿り着いた。 病室に入ると、小春が陽だまりが差し込むベッドで横になっていて、扉が開く音に反応した小春は振り向いて、慌てて喋ろ…

変わり映えのしない新年の幕開け。 その実態は、大晦日から一日過ぎただけで何も変わらない。 そんな思いを抱えた二人の日常が、静かに動き出す音がした。

【書籍化】 カドカワ読書タイム『5分で読書　ちょっとかわった、恋のはじまり。』収録作品。 2021年3月11日発売です。 ある雨の日、傘をなくした男に救いの手が差し伸べられた…

私、藤城 音波には音が聞こえる、他の人が考えるような音ではない。 もっと色んな種類で、 酷く喧しい音だ。

突然、右耳から入ってきたノイズ。そのノイズは頭の中心でツンと消える。かすかにミントの匂いのする音。僕はこのノイズの匂いから、新たな世界を知ることになる。 行きつけのカフェから動き…

ゆるくゆるく更新します。 ———— 巴里 虹（ともさと こう）は、食人について、流音 一政（りゅうね かずまさ）から話を聞かされる。 それがどうしたと思った巴里だったが、不意…

【第四回　カクヨムＷｅｂ小説コンテスト　ラブコメ部門　大賞受賞作　角川スニーカー文庫より書籍１～２巻発売中　ヤングエースUP等でコミカライズ連載中　コミック１巻発売中、２巻は２月…

雨宿り中に偶然出会った彼女の、学生時代の不思議の話。

わたし、宮森ゆかりは学校では存在感ゼロ友達ゼロの地味ガール！　けれど裏では百合チューバー「りゅりゅ」としてそこそこ人気があったりする。ところがある日同じクラスのお嬢様、須藤花音に…

【あらすじ】 これは、高校二年生の春の出来事である。 放課後のチャイムの音が鳴り響く中、部活が休みだった俺は、下校の為にと靴箱へと向かっていた。 靴箱を開けると、パサリと一…

太陽が二つあるような夏の日だった。 どこまでも青い空のキャンバスを、絵の具をこぼしたみたいにくっきりとした雲が悠然と泳いでいた。蝉の声が途切れることなく世界を包み込んでいる。一…

短編集。 【バグ】ひとりの夕食。“一家団欒”の朝食。毎朝、坂の上で待つ彼女。儚い日常が、終わりを告げるとき。 NEXT▶︎【頭の上から降る音は】近日公開。