「倫理」を含む小説

果たして今のこの世界を、未来のトウキョウと呼んでいいのかもわからない。名前を借りた違う世界と認識してもらった方がいいのかもしれない。 隔絶「絶命」都市、その名をトウキョウ。 そ…

音楽が重要な「感情インフラ」として認知され、音楽制作・配信サービスが高度にシステム化・自動化された、未来の世界。 突如、世界中の音楽生成・配信サービスからユーザーがロックアウトさ…

――真実の倫理は、効果的な数多の虚妄の上に出来ている。 ごく平凡な少女 黒鳩空は、屋上で出会った、多重人格と噂される自傷癖の美少女 白雪楓に一目惚れをする。 謎多き彼女が所属する…

9歳の冬｡厳冬の山奥で一度半死半生の身になった｢わたし｣は異形となり､それから事故や病死､寿命などの理由を問わず動物の亡骸を見つけては人目につかない場所で食べて弔うようになった｡…

子供の頃の虫や蛙にやった残酷な事を暴露し合うのが好きです。

2119年。人々の意識に直接的に倫理を書き込む「パラ憲法」の技術が確立された世界。言語学者ミハルは、そのパラ憲法を書き換えることによって彼はタイムリープを繰り返し、過去を変えて人…

舞台は「モルヤン」 少しだけ地球の感覚に近い、全く別の経済圏の物語。 「アーレイン=グロリネス」の置き土産に右往左往する、 親友の「丹布 士紅」 士紅が在籍する、蒼海学院・中等…

全てがシステム化され、ＡＩによって管理されている社会。スクールと呼ばれる施設に通い、『成人』認定されるため、ヘラルドは仲間たちと共に、高い自律能力と倫理観、協調性を学ぶことを要求…

平均寿命が伸びて、大抵の病気は治せて、子どもは守らられて、安楽死が認められた世界で生きる「僕」たちは、夢も希望もない。 そんな中聞いた噂では、街のブラックマーケットではお金と好き…

　性的な表現物に対する規制が全面的に撤廃され、一億総エロ社会と化した現代。それまでの規制は各々のモラルや羞恥心にとって代わり、特にイラストやアートの業界では、それまで停滞していた…

「私、この旅が終わったら故郷（さと）滅ぼすから」 故郷に中指を立てて飛び出し早3ヵ月。とある一人の女性（非処女）は、筋肉もりもりマッチョマンの叔父、別の世界でトラックに跳ねられ死…

不老不死になったのは、なんと中年になってから。死なないことしか特殊能力のない、普通のお母さんの冒険譚。いつか来るかもしれないお迎えの日を待ちながら、魔女や魔物、吸血鬼、精霊王の横…

自動筆記によって無意識をむき出しにしようと試みる。意識上の美学や醜悪、倫理などを通り抜けた何かが見つかるはずだ。 一貫する作者の意図は一つ、無意識に最大限の祝福と賛美を。それらの…

『あの子』を『あの男』に殺された主人公ワタルは、『あの男』を殺せずに自殺する。 しかし、死ぬ事も出来ずに異世界へ転移してしまう。 『伝説の称号を持つ魔導士』『世界最強種ハイエルフ…

不老不死の魔女は、ある日幼い少女と出会う。 幼子から少女へ、少女から母へと成長してゆく娘と、時を止めた魔女。 人の生に悩む娘と、導き、時には気づきを得る魔女。 天真爛漫な娘と、倫…

　それって、変だよ。 　ふたりの歪んだ倫理が、周りの音を消して、ふたりだけの世界をつくる。

よく、テレビなどで犯罪を犯した人に対する精神鑑定をした結果が、どうだったというものがあります。 そこの部分について、少し考えてみました。 もちろん、持論です。 自己の経験から…

これは僕が直面した問題についての文章です。 職場で嫌がらせを受け、職場の管理者と話し合った中で出てきた言葉を、僕なりに吟味しつつ、ここにまとめました。 「社会」と呼ばれるものにつ…

「人を殺した時の罪悪感？　罪の意識だあ？　笑えるぜ。そんな言葉はなあぁ、私達の世界には無い。人間、ブッ殺すつーのなら、大した事ねーだろうがよおぉ。買い物行くとか散歩するのと大差ね…

高校生の時の倫理の授業で『尊敬する人』の作文課題が出ました。尊敬する人が全く出てこなかった私が思いのままに書いた作文です。 実際提出したのは、織田信長とか坂本龍馬だったような気…