新約・完全自殺マニュアル(私版)

作者 本陣忠人

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★★ Very Good!!

創作なのか、はたまた完全なるフィクションなのかわからないまま拝読し、
恐らく性別からするにフィクションだけど作者様の死生観を強烈に描いた文章なのだと自己完結いたしました。(違ってたらごめんなさい)

個人的にズバッと言うと好きです、この考え方。
多方面からお叱りを受けるかもしれませんが。

「人生は死ぬまでの暇つぶし」という私の大好きな言葉がありますが
それを途中で自主回収するのもまた人生。
私事ですが、常に遺言書(公的ではない)を残しておりまして、最小限の荷物で生き、いつ死んでも誰も困らない様にしております。
先人のお偉い方々は自殺は駄目だと言うでしょうが
先人の物書きは多く自殺していたりします。
そんなものです。

死に行く人コンテストからお邪魔しました。

★★★ Excellent!!!

他人に『生きること』を強要されようが、最終的に命の行く先を決めるのは自分。
人はいつか死ぬ。自分が望もうと望まぬと、必ず幕引きはやってくる。
だから自分でそのタイミングを決めたって、それはそれでいいのかもしれない。
その人生の最後について、著者自身の実直な考えが述べられている。

ただ、『死んでもいい』と言うならば、その裏側にある『生きてもいい』も大切にしてほしい。
死ぬことを許してから、生きることも許してほしい。

イノチに価値がなくとも、自分が生きることを許して、そこにあるイノチに価値を『見出してほしい』。

そう私は、このエッセイから刺激を受けて思いました。