「ほんのり」を含む小説

『またいつか、きっと会いに来るよ』 それはほんの短い間の他愛もない出来事で、ほんの些細な約束事。だけど彼は確かに初恋であり、彼の告げた言葉は絶対的なモノとして、ずっと記憶に残り続…

21歳の夏。俺は、ひとりぼっちになった。誰もいない実家に訪れた俺は庭先に一匹の猫と出会う。

妖怪の出てこない学園妖怪短編。 「妖怪」の在り方とはなんでしょうか。「妖怪」とはなんでしょうか。

異性に触れられるだけで悲鳴をあげちゃう残念体質の大和谷蒼春。彼はブラコン妹に振り回されつつも、何とか日々を平和に過ごしていた。ある日、そんな蒼春の体質を心配した父親の粋な（イジメ…

これは昔むかしに描いた恋愛小説を集めた短編集。 まだ恋愛とは言えない、でも恋愛の入り口には立った。 そんな日常にある些細な１シーンを描いた作品が多いです。 各話独立なので、ど…

高校生の糾史は、バイト先の後輩女子から「エントロピー」という言葉について教えてほしいと言われる。先輩らしい所を見せて格好つけようとするが、自分で調べてもよくわからない。友人や先生…

物心がついた頃から、この世ならざる者たちの姿を認識していた。彼らは気ままで、身勝手で、時たま背筋がぞっとするように恐ろしく感じる。だけれどそんな彼らと関わらずにはいられない、そん…

そこは、いつも何かが起こる町。 ヒーア・ナイエヴァイトの住む町は、いつも平和で、退屈で。けれど、彼女が歩けば、とんでもない事件に出会う。さて、今日はどこを歩こうかしら？ 基本…

坂井舞香の人生は不思議に満ちている。怖かったり不思議だったり勘違いだったりする怪談の短編集。 ※他の小説投稿サイトにも掲載しています。

人の生涯が克明に記された本『禁書』とそれを読む事が出来る禁書読書家のお話。 《第1回Temple交流企画》参加作品。 お題『読めない本』 いつものごとくほんのり黒く仕上がりまし…

（正直タイトル思いつきませんでした、そのままでごめんなさい。きっとそのうち変わる、はず。） －転生が当たり前な世界ベルリルトープで、日本で生きた記憶を持つアルが生きる。 そのまま…

ふしぎなふしぎなおはなし あなたのこころをほんのりと温かくしたい ボクのほんわかラブメッセージヾﾉ｡ÒㅅÓ)ﾉｼ

その店の屋号は伏せ猫屋。 縁に導かれてやってきた客へ、必要なものを差し出す店。 便利屋かって？　そうじゃない。 ないものは、出せないんだから。 ひょんなことからそんな不思議な店…

本の世界へと迷い込んだ青柳　望月。 彼女は、そこで帽子屋と名乗る男性と出会う。なんでも知っているヤマネと、どこか懐かしい雰囲気を持つ帽子屋と共に望月は脱出を図る。 行く先々で様々…

平凡な日常からファンタジーまで、一話完結の短編。文章を書く練習です。一日一話投稿。１０００字程度、１時間以内で構想、執筆することを目標にしています(最低でも週一更新します)。 表…

山下谷中は大学一年生。ある日、講義に向かう彼の前に現れたのは、なぜだか男物のスーツに身を包んで、ノートパソコンを大事に抱える女の子だった。水南水面と名乗る彼女はとても変わった子で…

『今度の日曜日、市街のカフェで会おう』 　小学生時代の友人はそれだけ言って、電話を切った。 　その翌日、私は新しいスマホを買った。白にほんのり黄色が混ざった優しい色合い。私はバニ…

お手軽にさっと読める恋バナものの短編集です。 どれから読んでも大丈夫なようしてあります。 それぞれのお話はほんのりリンクしますので、気が向いたらその前後とかを読んでみてください。

一夜の宿を借りた旅の僧が語る。人がけものの姿にみえるようになった若殿は、残忍な虎の心をもった姫から逃げだし、いたずらの罰でしじみに生まれ変わった元天女の娘に出会います。基本ボーイ…

真面目で意地っ張りな女子中学生巫女さんと、あんまり真面目じゃない神様少女のほんのり百合気味ラブコメです。 ２０１５年５月に同人誌で出した同タイトルを公開。