「言えなかった 短編」を含む小説

　世界屈指の洋菓子コンクールを最年少で優勝した主人公。彼の前に政府の役人が訪れた。 「月に一度、手作りの洋菓子をある場所に送ってほしい」 　これだけで多額の報酬が得られるという。…

　小野は冷凍食品の倉庫で仕分け作業を行うフリーターである。なんの変哲もない人生を送っているが、生活に満足できず毎日を過ごしている。 　ある日、夜勤明けで都内ゆきの列車に飛び乗って…

現代日本によくある、潰れそうな寂れた神社にて。うらさびれた境内でひとり、掃き掃除をする巫女さんは、人には言えないある秘密を持っていた。 神も悪魔もありません、あるのは人とお金のみ…

第1回「G’sこえけん」音声化短編コンテストへの応募作品として、今回人生で初めてお話を投稿させていただきました！ 普段からお世話になっている「G’sこえけん」様の催し物に少しでも…

先日、身の回りの出来事で思うところがありました。 お母さん（＝作者）に愛されない子ども（＝作品）が一定数いることを感じたんです。 モノが言えない作品だって、きっと本当は。 いろん…

ひょんなことから死んでしまった主人公の風見鶏あずまは新人女神の創ったという異世界へ行ってみる事にした。 しかしその世界は異世界とは言えない異常な『世界』だった。

登場人物紹介 母・大家破天（おおやはてん） 天然で脳筋。偶に宇宙が…とかよくわかんないことを言ってくる。コミュ力お化け 父・大家星（おおやせい） 世渡り上手、自営業で稼ぎつつ最近…

ボブは頼もしくて強かった。 僕はだらしなくて弱かった。 「ごめんよ…ボブ…」 「ノープロブレムだヨ！ユウっ！一緒に故郷に帰ろウっ！」 　嵐に見舞われた密漁船。 …

俺の生活？　なんだってそんなことを書くんだよ。 平々凡々、怪我をするわけでもなく、人が死ぬような事件もないんだぜ？ 確かに俺の生活と言えば、アンタらのような都会人には物珍しいだろ…

優也は毎日充実した大学生活を送っている。講義を受けてサークルに参加してバイトをして、友達もたくさんいるし隣には可愛い女の子もいる。 しかしそんな優也の生活には、一つだけ普通の人と…

　帰りの地下鉄内、目を覚ますと扉上の液晶画面に表示されている駅名がおかしい。車内放送もいつもと違って一部が聞き取れない。そう言えば乗客も少ない気がするし、皆どことなく暗い雰囲気が…

撫子はその日の夜、妹の桜子と夏祭りに出かけた。道の途中で、幼馴染みの尊と思わず出会し、一緒に会場へ行くこととなる。

　もとはとある「レンタル〇〇」がお題の短編コンテスト用に書いたもの。 　お題にちなみ、〝妖怪〟をレンタルしているお店というのをなんとなく妄想してみました。 　でも、ホラーではなく…

　チェス部に属している高校生の俺は、眼鏡が似合う一つ上のクールな女子、須藤先輩から、入部二年目にしてやっと初勝利をもぎ取った。勝てないまま時間が流れ、気付けば部長になっていた須藤…

夏と言えば海。 近年の猛暑で苦しんでいれば、誰しも冷たい水に全身浸かりたいと思うもの。 だが、気を付けて欲しい。 海と言うのは、なかなかどうして様々な悪い物を”飲み込んで”いるの…

美夜と碧人は幼稚園からの付き合いで仲のいい幼馴染だった。 しかし、美夜は中学校卒業と同時に親の都合で引っ越しをすることになる。引っ越しの前日、二人は近くの公園でお互いに寂しさと不…

勉強も部活も完璧にこなす優等生の奈美。 成績オール5は当たり前。 そんな奈美にも唯一苦手なことがあった… それは「自分の気持ちを相手に伝えること」 みんなの憧れ的存在だったはずの…

1000文字シリーズ。ちなみに恋愛ではない。

　本当に出ちゃったしたぶん死ぬけど、まあ文句は言えない。 　とんでもない事故物件と聞いたうえで越してきたんだから。 【お題】「実話」「体験談」が含まれている小説 【ジャンル】ホ…

頑張って隠していた気持ちを伝える