概要
あの夜、キミに伝えれなかった言葉と想いを抱え続けている
美夜と碧人は幼稚園からの付き合いで仲のいい幼馴染だった。
しかし、美夜は中学校卒業と同時に親の都合で引っ越しをすることになる。引っ越しの前日、二人は近くの公園でお互いに寂しさと不安を感じていた。美夜を曇った表情のまま送り出したくないと思った碧人は、
「美夜を絶対に忘れない。いつかまた会えたら、そのときは――――」
そう口にし、しかし最後の大事なところは勇気が出ずに言うことができなかった。それでも美夜は笑顔になり、街から碧人から離れていった。
碧人はその言えなかった言葉の続きが後悔となり残り続け、美夜が近くにいないという環境で自分の気持ちの大きさに気付きつつも何もできないまま高校生活を送っていた。
そして、ある日。美夜から電話がかかってきて――――。
そこから美夜と碧人の二人の時間はまた動き始
しかし、美夜は中学校卒業と同時に親の都合で引っ越しをすることになる。引っ越しの前日、二人は近くの公園でお互いに寂しさと不安を感じていた。美夜を曇った表情のまま送り出したくないと思った碧人は、
「美夜を絶対に忘れない。いつかまた会えたら、そのときは――――」
そう口にし、しかし最後の大事なところは勇気が出ずに言うことができなかった。それでも美夜は笑顔になり、街から碧人から離れていった。
碧人はその言えなかった言葉の続きが後悔となり残り続け、美夜が近くにいないという環境で自分の気持ちの大きさに気付きつつも何もできないまま高校生活を送っていた。
そして、ある日。美夜から電話がかかってきて――――。
そこから美夜と碧人の二人の時間はまた動き始
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