「透明」を含む小説

目が覚めたときにはすでに透明になっていた。 あらゆる建造物も、人間や動物もすべてが透明に。 長く生活していると、だんだん自分の存在が薄まってきて……！？ ↓前回の投稿↓ 『プ…

　第四章。ある男が目を覚ますと、そこは無機質な白を基調とした閉ざされた空間であった。面識のない人々同士、ざっと100人、老若男女、彼らがそこから生きて出る方法はたった１つ。「透明…

妹の沙耶は霊感持ちで怪異などを見る事が出来た。 僕は沙耶から霊感を移された。 ある日、僕の周辺に”キズ”が増え始めた。 ”キズ”は少しずつ僕達の家に近付いてくる。 やがて、ど…

これは私が“大人”になるまでの20日間のお話 不定期更新です 評価次第で進度変わるかも？ 温かい目で見守ってください

三十代女性である楓はある病気での高熱の中、 過去の自分を振り返る。 小学生時代に、人とは違う身体で生まれてしまったこと。 中学時代に初めて入院と手術をしたこと。 そして社会人とな…

僕は中学二年生の時、クラスの変わり者の女子から聖水だという水をもらった。ただではなく一万円で。 それから十年後。 僕は同窓会にやって来ていた。 彼女を一目見るために――――。 …

第一話　 女子高生の島本香は両親の不和に悩んでいた。そして彼氏と原因も分からないまま疎遠になる。耐えきれなくなった香は離れて暮らす弟を家族の思い出が残る桜咲く公園に呼び出すが、現…

ある日、彼女は時限型透明化病にかかってしまった。その病にかかった者は、数日で完全に全身が透明になってしまうという病。 その病に冒された朝顔小雪はやがて透明になって誰からも見えなく…

家庭教師とお嬢様のお話です。

小学5年生の女の子。 彼女はいつもひとりぼっち。いつかは友達がほしいと願っていた。 しかし、ついに彼女は誰にも見えない透明人間になってしまう…… それから日に日に希望を失ってい…

遠野歩武（とおのあゆむ）は今年、中学生になった。小学校のころから、名前が男みたいだとからかわれることが多く、自分の名前が嫌いになりかけていた。しかし、ある時から歩武は名前をからか…

男の子ふたりが学校サボって海に行く話。

社会人の今井さんと、ちょっと天然でぺったんこな高校２年の羽月ちゃんが繰り広げる10歳差のラブストーリー。 平凡な日常が満たされてゆく。 糖分多め(当社比)でお送りします。 前作…

えろを愛する変態がひたすらそこらへんの人を巻き込んで井戸端会議を開催する場所です。 ぐいぐい参戦するもよし、こそっと覗き見るもよし、文句でも愚痴でも惚気だろうが下ネタだろうが、な…

大学生の主人公は、夕暮れの教室で親しい先輩の思いがけない一面を目撃してしまう。 不条理で、本能的で、そんな姿に恋をしてしまった一人の男の物語。 【注意】 本作品では、登場人物が…

透明なビニール袋には水がたっぷり入っている。その中に、赤い金魚はいて、泳ぎ回っている。 「生きているの。この子、生きているのよ」

人間に色がついているのはご存知だろう。赤青黄色、紫に緑に白に黒。しかし白い人間と黒い人間はそういない。白い人間が尊いわけではなく、黒い人間がたくましいわけではないが、黒い人間は周…

初の恋愛小説＆長編 夏の終わりとともに描かれる、空模様と二人の高校生の物語。 ※第五話が２つありますが、２つ読むことで完成する話となっております。 作者なりにこだわったところが…

私の傘は赤色じゃなくて黄色や透明だった。