透明エレジー
霧影一族の桃花(つきげ)
プロローグ
「ねぇ……もうわかってるでしょ……」
「…………」
「……受け止めなさいよ……」
「そんなの出来るわけないでしょ!?」
私は思わず大声を荒げてしまった
「ごめん……」
私は謝って夜空を見上げる
「……いいのよ……こんなこと言って、私もどこかで受け止めれていないんだと思うもの……」
そう言って親友も夜空を見上げた
「……キレイね……」
親友が言う
親友の言うとおり星がキレイに輝いてた
「……そうね……皮肉みたい……」
私は苦笑混じりに応えた
「本当に貴女にとって“彼女”は大きい存在だったのね」
「……うん……だって……」
私は涙を堪えて
「……大好きだったから……」
これは私が“大人”になるまでの20日間のお話
------------------
不定期更新です。お許しを
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます