「花 花言葉」を含む小説

「もし生きてても、おまえの前には現れないよ、一生」 そう言って戦地を共に過ごした親友は戦火の中へ飛び込んで行った。 訃報を届けたくなくて選択した永遠のお別れ。 終戦から十年、…

「私の事を忘れてください」 愛する人はそう言い残し、旅立って逝った。 貴方とワタシが愛した、あの花の花言葉。 貴方は覚えていますか？ 感想・レビューなど頂け…

　双子である如月雪袮(きらさぎゆきね)と如月春袮(きらさぎはるね)は、同じ学校に通う高校二年生。姉の雪袮は物静か、妹の春袮は明るく、性格は真逆だが外見や趣味などは全く同じ。しかし…

花の妖精達が自身が司る花について、お喋りしている。詩を紡いだり、物語を語ったり、賑やかなお茶会は今日も開かれる。 花言葉をモチーフに詩や小説を綴ります。誕生花や別名などの簡単な解…

女性とは関わりを持とうとしない男、小川 啓太郎。 だが彼は帰り道に偶然引き寄せられたピアノの音色によって自分より少し下の少女と関わりを持つことになってしまった。1週間と少しの中…

ババアなんて呼んでごめん、おばあちゃん。ただ恥ずかしかったの。ありがとうさえ、ろくに言えなくてごめんね。感謝は声に出さなきゃいけないって分かったよ。おばあちゃん、ありがとう。

　永遠の時を生きる、花の魔女。彼女はある日、一人の赤子を拾った。 　 　成長し老いていく赤子、アレン。若いまま老いない、花の魔女。 　あなたに贈る、永遠に咲き続ける花束。 …

高校入学と同時に始まった、幼なじみ美少女（男）との擬似新婚生活を楽しんでいると、同じクラスの窓際一番後ろの席に座る黒髪美少女に目をつけられた。 二人の個性的な愛に挟まれた雨戸　日…

　応募用短編です。柘榴の「実」の花言葉は『愚かしさ』だそうです。

　若き天才画家として名を馳せている佐柄竜善。佐柄が画家を辞めるという話を聞いた美大時代の同期、井川繭子は電話をかける。佐柄は、画家を辞めるに至った経緯を語り始める。 　それから…

彼女に振られたばかりの青山は、別れ際に渡されたホウセンカの意味を考えていた。そんな時に偶然通りかかった花屋で、店員の石井に花言葉について教えられる。それ以来花に興味を持った青山は…

3人の幼なじみ。 幼なじみの1人が急に2人の前から消えてしまう。 1つの作文を残して。 作文には2人の前から姿を消す経緯が書かれていた。 2人はその人に会うために夢を叶えようと…

少し頭を休めようと向かった休憩室から聞こえてきたのは、私の悪口だった。 もういいや、こんな男。どうせただの幼馴染みだし。 アルファポリスにも掲載してます

登場人物：七海(20代女性) 　　　　 健斗(20代男性) 遠距離恋愛中のカップル。 彼は仕事が忙しく、彼女は寂しい思いも…。 遠距離になるとわかっていた彼女は彼にクリスマ…

Twitterにて サブローさん（@saburo__moon） 沙月乃さん（@neige_luciole27） が企画された　#一日一花BL企画　向けに書いた作品です。 私…

恋愛に関する花言葉をテーマにした書き下ろし短編集。色や咲き方によっても変わる花言葉に注目してお楽しみください。

　彼女の誕生日会にお呼ばれした。 （この作品は「小説家になろう」「エブリスタ」「ノベリズム」でも掲載しています）

　かつて二人で歩いた公園を、一人になった私が回る。 （この作品は「小説家になろう」「エブリスタ」でも掲載しています）

　幼馴染と一緒に歩く、高校からの帰り道。近くに咲いている黄緑色の小さな花に関して、二人で話し始めたのだが……。そこには、思いもよらぬ落とし穴があった。 （この作品は「小説家にな…