「短編 オリジナル」を含む小説

花言葉をモチーフにした百合短編集。不定期更新。

死神と呼ばれ、忌み嫌われた少女は、盲目の男と二人に出会う。生きていていい。そう言われることが、何より温かい。何が二人を引き裂こうと、何処までも二人は……

　少し寂れた田舎の昼下がり、人もまばらなファミレスで私と君は話をする。昨日も、今日も、きっと明日も同じように。

以知記がこれまで体験した面白エピソードを、ラジオ投稿風にお届けいたします。 第一話「マトン事件」より みなさま、こんにちは。 私が以前、ネパール料理店に行った時の話を聞いて…

今日はバレンタイン、俺は毎年決まった相手からチョコレートを貰っていた。 だけどそれは決して甘いものではなく――。

過去に書いた怪談ものの中から、一人称で書いたものをピックアップしています。 中には怪談っぽくないものもあります。また、実話っぽさはかなり減っています。 一話ずつ完結で、長くて60…

卒業式を終えた桐山と新田。二人は互いの事を唯一無二の親友だと思っていた。しかし、桐山は卒業式後、新田から、「今からもう東京に行く」という突然の別れを切り出される。それで口論となり…

私は誰私は誰私は誰私は誰私は誰私は誰私は誰私は誰私は誰私は誰私は誰私は誰私は誰私は誰私は誰私は誰私は誰私は誰私は誰私は誰私は誰私は誰私は誰私は誰私は誰私は誰私は誰私は誰私は誰私は…

　四月一日、朝。綿貫卯月は期待を胸に目を覚ました。今日は彼女の高校の入学式。新しい制服を身に纏い、新しい通学路を歩き、新しいクラスメイトに出会う。そうして彼女は、その日から始まる…

　田舎に住む「僕」が、ある日、滅多に見ない行列に行き合うお話。

　ロシアの童話『ゆきむすめ』を基にした物語です。 　物語が腑に落ちなかったため、友人のbittergrass（https://kakuyomu.jp/users/ReCruit）…

『諦めない心』より抜粋 「この花は山でしか咲かないんだ」 「お前がやっても無駄さ」 「諦めるんだ」 それでも、女の子は諦めずにせっせと種のお世話を続けました。 そんなある日女の…

放課後、大好きな絵を描いていたら、いつもの奴がやってきた。いつもどおり邪魔するだけかと思ったら…。

残業を終えて外へ出た。見上げる夜桜の傍で、見知らぬ懐かしい人に再会した。

　大西洋に浮かぶ無人島。そこは過去の歴史において誰も近付く事も出来ない人跡未踏の島。近付こうとすれば例外なく怪奇現象に見舞われ決して辿り着く事は叶わない。 　西暦2034年４月。…

pixivに挙げていた短編をこちらにも出してみました。一話完結の短編です。

大学時代に書いてたリア獣モノです。 オリジナルはおおかみこどもの雨と雪公開年の1月頃に書きましたね。 書いた当時は、こんなにもケモアニメが増えるとは思わなんだ。

Twitterの『三題噺のお題メーカー』で出た『宇宙』、『地平線』、『残り五秒の世界』でオリジナルの短編小説を書いてみました。 一次創作なのでお題には添いましたが自由にかけて楽し…

領土争いのため様々なところで紛争が起こった…和の國。 その争いで 大幅に人口が減少した古の精霊の力を受け継ぐ狐神族。 その最後の生き残りの 七巫(ななみ)と言う青年の力はどんな…

全八章で構成される、ある意味連作短編集です。 　 第四章までは独立して読むことも可能ですが、五章以降は全て読んでからをオススメします。 ミステリー風＋パ オマージュがあるのは第…