「#鉄道」を含む小説

これは、鉄道少年マニア君がゆく　の、スピンオフ部分の作品です。 1984年4月3日。 この日、O大生海野たまきさんは、大宮太郎青年と青春18きっぷを使って、山陰へと向かった。 …

自由詩による近代文明への賛歌。 「測地」「肥料」「治水」「植民」「鉄道」「原子力」の六編。

山口県山口市に勤めていた私は、鉄道好きの知人との話の中で所沢にも山口という地名があることを知る。 学生時代に足繁く通った所沢。その記憶を探ってみるが、周囲に山はないはずだった。 …

子供の頃、1980 年放送の科学ドキュメンタリー番組、『コスモス（宇宙）』が大好きでした。 結局アニヲタだったのですが、もともと『宇宙海賊キャプテンハーロック』、『銀河鉄道 99…

終電に乗ったつもりが変な列車に乗ります。 ジャンルは何に属されるのかさっぱりわかりません。ヒントがあれば教えて頂きたく思います。

鉄道にまつわる小説という企画がありましたので応募してみました。私は秘境駅が好きで、たまに町中から抜け出していきたくなってしまうときがあります。大井川鉄道は、秘境駅がたくさんあって…

名古屋市には踏破困難な山がある。 知人にそう言われたが、名古屋市にそんな危険な山は見つからない。 だが、ネットで調べると確かに『山』があった。 この物語は踏破困難な山に無謀にも挑…

突然の土砂崩れに巻き込まれたはずが彼は、過去に戻っていた。

ーーーあの家に、僕の居場所なんてない。 中学生になって初めての夏休み、アキは悪友達と夜遅くまで、遊んでいた。家での居心地の悪さから、帰りたくなかった。 勉強ができず、絶対的権力者…

陶守美幸様の自主企画、「つなげ！　鉄道短編小説旅」に参加するために書き下ろしました。 あらすじ 岩瀬勇希　51歳。 中学二年生で「青春18きっぷ」を使って北海道旅行。 …

【俺】が見つけた一冊の本。 それから毎週のように置かれた【忘れ物】 置いたのは──

自宅の地下に隠されていた特務機関ＭＥＲＶ。 環状結線革命、武蔵野リングとは！？ 今夜も西武鉄道２０００系電車が、武蔵野リングを疾走する。 角川武蔵野文学賞参加作品 https:…

コロナ禍で外出自粛と言われておりましたが、家庭的な急用でどうしても高知県に行かねばならなくなりました。 その際、鉄道ファンである私が大好きな鉄道車両で、もうすぐ引退してしまう｢2…

ボクは、高校二年生で、鉄道研究会の部長をやってます。でも、ディープな鉄オタじゃないよ。だって、同じクラスの女の子を片思いしているんだもの。鉄道のジオラマは好きだけど、彼女も同じぐ…

『ああ、この命、こんな奴に奪われるくらいなら、誰かのために残りの灯火を燃やし尽くしていたい』 　文化と文明の発展を繰り返してきた現代から七千年後の世界。人間の生命活動に限界を迎え…

明治４５年、東京西部に開業した「武蔵野鉄道」。 関東の空白地帯にかかったこの橋は、現在も名前を変えて運行を続けている。 主人公の薫は父を亡くしたばかりの少年。 元々病弱だった父…

「東京倶楽部」梗概 東京倶楽部は１９２０年ころのロスアンゼルスにあった日本人の賭博場です。　主人公の平井孫一は紀州の鉄砲集団「雑貨衆」の末裔に当たりますが堺で貿易業に行き詰まりア…

生活に疲れた一人の男。たまたま見かけた記事に惹かれ、彼は旅に出る。

世の中の幸せと苦しみは常に同量で均衡が保たれており、幸せを運ぶ【クシュエ】と苦しみをもたらす【ペーダ】でよって世界の運命は定められていた。 メイン大陸を二分する大国であるアヴェ…