「残る。」を含む小説

絵本作家であるわたしは、書店でサイン会を開いていた。 そこに現れた小さな男の子を連れた女性。彼女には何となく見覚えがあるような気がした。 サイン会終了後、偶然彼女と再会したわたし…

常盤兼也（ときわかねなり）のの目標は車椅子型タイムマシンで、過去の被災地へ飛び防災工事を施す事！県議の所信表明をぶち上げ、落ちても落ちても立候補するハートの鉄人！ ある日ある時、…

　『幻素』。人はそれらをそう呼んだ。 　ハワイ諸島、現国際第一封鎖地区を起点とした大災害、それは世界を変えた。いわゆる“第一次幻素災害“”は世界にある“電子“をばら撒いた。その電…

椿幸助は、料理とお菓子作り、可愛いものが大好きな中学一年生。 しかし、友達に引かれるのが怖くて自分の趣味を打ち明けられず、公園で一人落ち込んでいた。そこで、謎の男・時雨と出会う。…

その少女は、行方不明になった。 彼女のいなくなった場所は、物資補給のために作り出された仮想世界「ライフ」 だが「ライフ」はいくつもの世界に分かれており、探すにはそこはあまりにも広…

世界大戦が続く異世界に転移した日本男児は、名を捨て人間らしさを捨て、改造人間サーティーンとなる。彼はこの世界に絶望し、死ぬために戦争へ身を投じることになった。しかし、彼は死ななか…

私は転生した。 転生物語に良くある中世ヨーロッパテイストに剣と魔法の世界 イケメンの兄と両親、なのにチョット嫌かなりふくよかな私。 大陸の中でも大きな国家の筆頭公爵の娘に生まれ…

記憶に残る人… そう呼ばれてあなたは誰を思い浮かべるだろうか 教科書に名前が載っている偉人か、はたまたテレビで名前が出ている有名人か。 それは正解でもあり、不正解でもある。…

違う世界にやってきたら髪の色が違うし背丈が縮んでいる。男のふりをしてきたが限界も近い。女だとばれたら命はないらしく渡りに船がやってきた。不老不死になれるスカウトなんて本当にあるん…

会社員の私は、今日も憂鬱な気分で通勤する。 この作品は「小説家になろう」「pixiv」にも掲載しています。

中学三年生の夏、それは何でもない日の放課後だった。紫月（しづき）は友人の梨咲（りさ）が塾に入塾するために、付添うこととなった。古びた建物の三階にある塾へはエレベーターで向かったが…

いつか終わりが来るものは当然だけども、形に残るものは多い。

【あらすじ】 　西暦2222年、大半の人類は肉体を捨て、月面埋め込みサーバー「さくら」へと移住し永遠の命を謳歌していた。 　そんな中、地球上に残ることを選んだ僅かな人類は、ゆるや…

結婚というのは人生の墓場だという。なるほど、確かにその通りだ。共感できる。何せ、偉大すぎる嫁をもらったせいで、誇張なしに私の人生は終わったのだから。機嫌を損ねたりなんかした日には…

【あらすじ】 小学校の卒業式に勇気を振り絞って告白したクミコだったが、それから彼氏との進展は何もなく……。 モヤモヤとした思いを抱えたまま、中学一年生の二学期が始まる頃に『彼』が…

　桜吹雪が全身にふりかかった―― 　振り返ると、彼女は笑って早咲きの積もった花びらを手のひらいっぱいにすくってこちらにふりかけ「やーい、先輩」と屈託のない　　　　　　　　　　笑み…

妹の蛍子が家庭科の授業で習ったクッキーを作る。母親と兄・光希は、それを楽しみにするが、クッキーを冷ましている間に家の中からクッキーが消えてしまう。蛍子は母親に訊くが知らないと言う…

かつての栄華の名残が僅かに残る廃墟を背に 一帯を埋め尽くす青い花を眺める二人 「これをどうしたいの？」 一人はゼータ 「綺麗でしょう？」 もう一人はオフターディンゲン 二人は…

この気持ちを、何かの形で、返したい…… お互いを想うが故に、すれ違う。 ぎこちなくも、とこか甘酸っぱい……そんな恋人の話。 【登場人物】 ◆颯星 蒼汰（はやせ そうた）…

各回一話完結です。 作者の旅の経験を元に、虚実を織り交ぜて短編小説を書いていきます。 聖地巡礼メインで行った旅先の短編は二次創作になります。(NY編は血界戦線より。) 記憶に残る…