「終末・ポストアポカリプス」を含む小説

“小麦粉と砂糖と卵を混ぜてオーブンで焼いた、サクサクとした甘いお菓子ってなーんだ？” ある日のこと。メイドが焼き菓子を焼いていると、小さな頭がオーブンを覗き込んだ。 「クッキー…

安全で完璧で幸福な地下都市の管理者である、自称市民の親愛なる友人にして完璧な管理者であるコンピューター様に転生してしまったのです。 コンピューターは、コンピューターは、デストピ…

その陸の孤島には好奇心旺盛な少女がいた。 『失われた文明』の遺産を釣り上げるのが彼女の日常。 ある日不思議なボトルシップを釣り上げてから、 彼女の運命は少しずつ狂い始めていく。 …

校外学習で水族館へ行く話です。　＊同作品を「小説家になろう」にも投稿しています。

「女は他にも大勢いるのよ」 　かつて恋人を病気で亡くし、彼女が残したその言葉に従って定期的に「女を買う」という無聊な日々を過ごす智哉は、ある晩狂った男に噛み付かれ、自室で気を失う…

「ドールはいつまで人間との約束を守ればいいんでしょうね」 「そりゃあ、もういいよって言われるまでじゃないか？」 《大号令》が発令され、人が外を出歩かなくなってしまった世界。 オ…

何もそんな難しい話じゃないです。主人公が休暇をもらって泊まりで雪を見に行くだけの物語です。

〈破滅的全球規模終末戦争〉の終結から十数年後、応用文化人類学者の鉻田ヨウジは漁村シラフナの調査の最中に復活政府の役人からとある依頼を受ける。 時は過ぎ、戦後から三十年経った〈都市…

ハァモニドォルズはそこにいた。 世界は飲み込まれ、俺は立ち向かったが敵わなかった。 そうして、世界は完成する。 ＜＜ハァモニィドォルズ・プロジェクト＞＞ は完遂された。

恐らく人類の生き残りは自分だけであろうこの世界で、種の存続という愚かな使命感を覚え、生きる青年がいた。 パンデミックをきっかけに、寄生菌に脳を犯された人間は、尋常でない凶暴さを…

アポカリプス・ポストアポカリプスっぽい1話完結の短編を上げます。1話につき2000〜4000字程度。更新は不定期です。

刑事をやっている王条総一郎の交際相手、保科真希の正体は、カルト教団の教祖だった。 真希を追い詰めた総一郎は、あと一歩のところで撃ち殺されてしまう。 その後、冥界に流れ着いた総一郎…

終末を迎えてしまった世界で少年とドローンは旅をする。 目的もゴールも定めずに終わった世界で一人と一機はただただ日々を過ごす。 何のドラマも物語性もない、だけれど少し変わった日々を…

　ゾンビに満ちた終末世界において、男二人と女二人は火葬する同盟……「火葬同盟（カソウドウメイ）」を結んでいた。同盟ではゾンビを殺しては「救い」のため、火葬をする活動をしていた。 …

未読でも楽しめるかと思いますが、若干こちらの作品とリンクしております。 ↓ 棺の少女、夢の空 https://kakuyomu.jp/works/117735405488737…

ハヅキにいつも何かに巻き込まれるアリサ。ふたりは人類最後の砦と言われる研究所で、食料の研究をしていた。1週間も行方をくらましていたハヅキがアリサへ持ってきたものは仮想世界へ入れる…

【KAC2022「出会いと別れ」】 最終戦争後、兵器として生まれた"僕"は、ワンピースを着た"彼女"と出会う。 ふたりの出会いと別れのエピソード。

核による世界大戦から時間の経った世界、地上は荒野となり、地下とドーム内でしか人間はまともに生きることが出来なかった。 それに伴い価値観の変化して、人間は種の保存のためにあらゆる手…

人類がゾンビになるか死滅した終末世界。 生存者である僕の相棒は、美少女と頼れる猟犬！　……ではなく、現実は、タダ飯喰らいの家猫であった。 この物語は、終末世界をねちっこく生き…