「架空の存在」を含む小説

架空の存在が救いを求めた時。 虚構の永遠と繋がり合った時。 指先の世界は、“僕”を引き込む。

　過去の私は24歳の平凡な男であった。 　私という一人称の表明が、この文字を読むであろう対象に何の影響を及ぼすのか。それは主従関係である。私という架空の存在を前提として措定する…

ある朝、友人の間宮なずなが伏見蓮華に言った。 「紅い瞳の噂を知ってる？」と。 最近、夜な夜な女性が襲われる事件が頻発していた。被害者の発見時の特徴として皆が皆、大量の血液を抜かれ…

わたしたちの住む世界とは異なる世界……ｗｅｂ小説サイト界。 その世界の危機に立ち向かう、ひとりの少女がいました。 ※この物語はフィクションです。 登場するキャラクター達は、全て…

現在から1200年程前、吸血鬼の血だけを受け継いだ純血の種族、純血種と呼ばれる10人の吸血鬼が存在し、 彼らは生き物の血を啜り、純血種同士で己の誇りをかけて戦い、人間を巻き込んだ…

　桃弥と音々は広島に住んでいながら、平和な日本に安住し、戦争も原爆も近くて遠い存在だった。 　ある日、桃弥の家に大崎時正と名乗る男子が現れる。 　時正は１９４５年の広島に住んでい…

　カクヨム二作目、というよりは最近思っていることを徒然なるままに書いた、エッセイモドキです。 　基本登場人物は架空の存在で、ファンタジー要素も含まれるかもしれません。 　それ…

　西暦２０＊＊年。大銀河・太陽系第三惑星・地球 　世界の空に、近代の黒船。巨大宇宙船が前触れもなく飛来。一方的な開国ならぬ、戒告の同意を通告。 　逆らおうにも、圧倒的な科学力…