大島サイクル営業中

作者 京丁椎

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Good!

偶然この小説を知り、私もカブとベンリィを所有していたこともあり、楽しく拝読させていただいておりました。作者の軽妙な語りとしっかりしたバイクの知識、魅力的な登場人物達、早く続きが読みたい、でも読み進めていけば残りが少なくなってしまうというジレンマを感じながら、一気に156話まで読破しました。
作中では、今都という町がかなり極端に悪く描かれているのは少々気になっていましたが、あくまでも作者の創作であると納得していました。しかし、156話に出てくる知的障害者の親に対する記述はかなり極端で違和感を覚えます。これからの展開が楽しみなので、作者には期待しています。出来ればもう少し中立な表現に変えられてはいかがでしょうか?

★★★ Excellent!!!

何てことのない穏やかな日常風景を描いた、とある修理屋を巡る心温まるストーリー。
バイク一台に込められたストーリーと、そこから紡がれる様々な人の縁。青春のような甘酸っぱさと苦さを織り交ぜた物語は、現代社会で荒んだ人の心を温めてくれる優しさが詰め込まれています。
バイクに興味がない人も、極端な恋愛物語に飽きた人も、是非一度この作品を読んでみては如何でしょうか?

★★★ Excellent!!!

私も機械関係は疎いのですが、この作品は所謂某少年誌のお巡りさん漫画のバイクネタの時の様な面白さを感じます。バイクに詳しくなくてもバイクの良さを伝えてくれる魅力です。
大島サイクルは古くからの地元や付近の学生の味方で、大島店長の人柄は見ていて気持ちがいいです。
一話一話の構成も、次回を読みたくなる上手いものだと感じました。
今後も応援して行きたいです。オススメです!

Good!

小さな田舎町を舞台に、日常の足としてのバイクを扱う店主が主人公で、ほのぼのとした交流が楽しめる作品です。バイクの改造や目的に合わせたカスタムを施す描写も興味深いです。

一方で欠点もあり、特に悪役の描写というか、切り分けがかなり雑です。舞台となる都市は市町村合併によって大きな市になった設定ですが、その1地方に住む人々は全て悪性の人物と描写されていて、現代日本を舞台にする作品としては突拍子もないというか、唐突な粗雑さを感じます。

総体としては面白い作品ですので、一度読んでみて判断することを薦めます。

★★★ Excellent!!!

大島サイクルの店主大島がいい味出してます!
バイクや部品の知識がなくとも人間模様で読ませてくれる作品ですね。
実直に店を営業する大島やバイク繋がりで周囲に集まって来る人達、特にお金持ちの街の今都の人たちの悪どさが破格すぎて笑えます。
そんな奴は蹴っ飛ばしてしまえと思うような人達ばかりですが、あしらい方を熟知している大島の対応にスカッとしたりする場面もあり、楽しませてくれます。
色々とグッと来るエピソードもあり、色彩豊かなお話です。
専門知識に裏打ちされたメンテナンスや修理のノウハウもちりばめられた、バイク好きには堪らない小説でもあります。
是非ご一読を!

★★★ Excellent!!!

簡潔かつ丁寧なメカニック描写でさくさく読み進められる良作です。

125ccまでのバイクを専門に扱うお店という設定も個人的にはオススメポイントです。デカいバイクにはない親しみやすさが滲み出ていると思いました。

バイクのことはわからずとも、そこに溢れる人情ドラマを十分に感じることができますので、ぜひ多くの方に読んでいただきたいです。

最後になりましたがここで完全に個人的な意見を申し述べさせていただくと、走るカブは最高ですよね。どう走らせようか試行錯誤する大島さん、かっこよすぎます!
うちの子もぜひカスタムしてもらいたいです!