英　蝶眠

カミってそっちかい(笑)──。

でも侮るなかれ、ありそうでなかった発想なのですよ。

あっぱれとしか言いようがない。

全体的にドタバタ感のあるコメディチックな感じと、大山登山が出てくるだけで、すでに古今亭志ん朝の大山詣でのような感じもあるのに、デートのタンポンのくだりなんかはいわゆる色噺に近いクス…続きを読む

関西生まれの人間なら西国三十三所めぐりやらお遍路さんやらで巡礼者は馴染みがあるので、私もなんとなく自然に読んだのですが、たまに似たような話があるようで、近い話は中学のクラスメイトの…続きを読む

実は私も子供時代、夢がなかったクチなもので…。 なんだか身につまされました。 でも目標や夢がなくても人間って生きて行けてしまうから、まったく以て恐ろしいのですよね…。 ちなみに私は…続きを読む

何がしあわせか、何が不幸せかを考えるときに「神も仏もない」というような話が出てきますが、まさにこの話は寓話でありながら、本質を見事に射抜いていて、しばらく考えせられました。 これに…続きを読む

こういう重厚なテーマはじっくり読まなきゃなと思いまして読んだんですけど、家族の意味とか、親子って何だろうとか、そうした普遍的なテーマを突き付けられて、同じ境遇に置かれたら間違いなく…続きを読む

内藤新宿の廓ばなしの小説は意外に数が少ないので、まず切り口が新鮮であったのですが、仕事の休憩にさっくり読んだんですけど、これはひさびさに良い作品に出逢いました。 これはね、もしかし…続きを読む

石田三成というとイメージはやはり悪役というステレオタイプな印象になってしまうのですが、実は義に厚く情に篤く、地元では明君として尊敬されたいた話を聞いています。 その話は三成の子の重…続きを読む

タバコにまつわる男女の会話を聞いているだけで、まるで上質なお酒を少しくたしなむような、心地よい気分にさせてくれます。
こんな素敵な作品、なかなかないです。

扱ってる題材が題材なのではじめは身構えて読んだのですが、読み進んでゆくうちにクスッと笑えたりもする、実はハートウォーミングなドラマであることが分かって、最後はなんだかほっこりします…続きを読む

要は宇宙船の中での話がメインなので密室劇なんですが、まさにシチュエーションコメディ。 個人的には穴をエポキシパテで埋めるという、まるで風呂場の補修みたいな場面が笑いのツボでした。 …続きを読む