小さなバイクが大好きな作者様が、丁寧に紡ぎだす絹のような作品。その専門知識には圧倒されます。時系列が前後しながら話が進むので、「ああ。この伏線がここで回収されるんだ」って、感動します。私は主人公とほぼ同年代、じっくりと噛みしめながら読み進めるのが大好きです。
餓鬼の頃、通っていたバイク屋の親父さんには散々世話になりました。このノベルを読むとそう言った事が沢山思いだされます。飯を食わせて貰うなんてのは文字通り日常茶飯事で、大事な人生岐路の相談にも乗って貰っ…続きを読む
この作品のいいところを3つ言うぜ!1.キャラがいいんだ! 主人公、大島を始めとした人々が、『人間』なのさ! 辛いことや悲しいことを背負いながらも、腹は減るから料理を作るし、いろんな思いを抱き…続きを読む
自分はバイクとかは詳しくないのですが、専門的な(技術的)な話も出てきますが、とても読みやすく、その土地の風景が頭に浮かんでくるような感じで読んでいます。バイク屋をめぐるちょっとした人情話みたいな感じ…続きを読む
我が父親の家業が修理工だったこともありメカ描写は間違いなくホンモノであることがよく分かります。ちなみに私の作品も滋賀県が舞台です。つまり色々と感じる事ができる作品。
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