「探偵小説 ミステリー」を含む小説

　世の中に探偵小説は数あれど、事件を筋肉で解決する探偵がかつていただろうか。 　否！ 　本作は事件の全てを筋肉で解決する、通称「筋肉探偵」が活躍する本格推理筋肉小説である。 　状…

『愛は憎しみを生み、憎しみは探究心を、探究心は愛を生む』 二十世紀初頭、帝都に一人の男がいた。彼は『解離性同一性障害』を患っており、一つの身体に複数の人格が存在していた。一人は難…

限りなく犯人に近い思考の持ち主・指宿薫。 限りなく探偵に近い空手少女・帆足真琴。 全く正反対の2人が、巷で巻き起こる殺人事件を前にして、限りなく解決に近いことをする。現在《イマ…

連載中の「はちきん」おばあさんシリーズの一篇ですが、ミステリー（＝探偵小説？）色が濃い作品です。高知県の東部に位置する「安芸市」を舞台に、今や「絶滅危惧種」の素人探偵が連続殺人事…

今、朝ドラで評判の「らんまん」の主人公が話す「土佐弁（＝高知訛り）」満載。昭和３０年代、高知市の西部にあった、小さな旅館「刻屋（ときや）」の女将（＝お寅さん）は男勝りの「ハチキン…

とあるアパートで起きた空き巣事件。女子大生の部屋から５００万円が盗まれた。犯行が可能なのは同じアパートに住む３人。はたして犯人は……？ 初めて書いた推理小説です。読者にも犯人は…

■あらすじ 『朝霧夕都のリコーダーはこの学校に置いてきた！　探せ！』 文芸部の部長にひとめぼれした、ただそれだけで部活を決めた適当な女子高生、浜井ヨコ。 毎日部長を眺めているだけ…

小学生の頃いじめられっ子だった純一郎は、中学に入り小説を書くようになる。そして和解したはずの自分を苛めていた友達を、小説の中で殺すという内容のミステリーを書いていた。すると、実際…

世界一難解で、世界一魅力的な夢野久作の絶対探偵小説(ドグラ・マグラ)‼ その謎を解き明かすべく、二人の探偵(≒患者)が動き出す。吾峠呼世晴先生の鬼滅の刃も、夢Ｑへのオマージュ作品…

「——最近、夜になると旧校舎にユウレイが出るって噂されているみたいだね」 　夏休みを終えたばかりの部室で、穂村鈴が呟いたそんな言葉から、俺たち推理部の新たな事件が始まった。 …

高校3年生の西荻春人は成績優秀陰キャオタク。あるとき「平行世界の住人」を名乗る謎の2人組に拉致され、平行世界間の関係を悪用する犯罪者を追う機関「666探偵社」で取り調べを受けるこ…

ある休日のこと。 御伽探偵事務所で住み込みで働いている梶山瑠実とその兄である大翔は、新しく入社してきた桐ケ谷白と一緒に映画を観に行くこととなった。 映画を楽しみに待っていた三人だ…

１８８８年、夏の終わり。ロンドンの貧民街で娼婦の惨殺遺体が発見される。今迄類を見ない程の惨状に、スコットランドヤードの警官達は頭を抱えてしまう。そんな時、新聞の号外記事を読んだパ…

モニタ越しに見えた世界は灰色。そんな月の明かりを見終えた。冬枯れの街路樹と落ち葉。季節は紅葉から雪化粧へ。雪だるまを作っている少女と出会う。目が会うと見栄えするような転び方をした…

スパイ一家の第二子は、探偵事務所でアルバイトをしている。 今日やってきたのは母娘の依頼者。 なんでも娘が奇妙な絵を描いたらしく――？ 諜報一家シリーズ、第3弾。

有名画家の大友小六は、あろうことか親友の殺人事件の容疑者として浮上する。疑いを晴らすために妹の綾香たちの協力で真相の究明に動くが、事態は悪化し、いっそう恐ろしい展開を迎える。小六…

現代、魔法が存在しない世界で、男が一人旅をしていた。 彼の名前は幽谷鳴斗。元は魔法のある世界「ジュラ・オスタ」に生きていた彼は、前世で「自分が魔王だった」という朧げな記憶と、前世…

探偵見習いの主人公、工藤直樹は師匠の私立探偵の岡本総司と共にとある組織の研究施設に潜入した。 しかし、敵に見つかり大ピンチに陥る2人……。 自分の身を犠牲に直樹を守った総司の意思…

バラバラ殺人、首のない死体、不可解な犯行現場……道化師を名乗る犯人の犯罪を追う、高校生たちの暑すぎる夏の事件。