「伝説 恐ろしい」を含む小説

百物語とは、怪談会の一形態である。 百の行燈あるいはろうそくを用意し、怪談を一話語るごとに一つづつ灯を消して行く。そして最後の話、百話目を終えすべての灯が消えるとき、恐ろしい本物…

古の時代から、幽霊でも妖怪でもない“それ”がこの世には存在している。 名前のない“それ”は知る者はごく僅かでありながら、人間に危害を加えたり、時に死に至らしめる危険な存在。 そん…

　闇の世界に名を轟かせる伝説的暗殺者『蛇の舌』。 　二本に枝分かれした、まさにさながら蛇のような舌を持つその暗殺者は、しかしある日突然いなくなった。 　ただ唐突な訃報だけを残し…

知り合いが体験した恐ろしい単発バイトの話を紹介します。 一般的なバイトとは違い一日で完結することも多い単発バイト。その中には身の危険に迫る様な案件も多く、そこで異形の存在に遭遇し…

日本のとある場所で人を食う習慣がある禁断の村があるという都市伝説をにわかに信じた記者とその仲間が遭遇した恐ろしい記録・・

※応募用あらすじのため、大まかな結末に触れています。 　夏休み、十三歳になったアキは両親や仲のよい友達と一緒に、キャンプ登山に出掛けた。楽しい思い出作りになりそうな予感に、ある出…

魔掟士になるための士官学校、その中等部、技士科に通う三年生、火選崎翼は学年一の劣等生である。おまけに、その妖しげな風貌と彼にまつわる恐ろしげな噂から〈怪奇崎〉という渾名を付けられ…

スレンダーマン、それは名前の通りに痩せっぽちだけど恐ろしい力を持った怪人。彼の姿をその目で「見た者」は必ずや悲惨な最期を遂げるという――。 これはバレンタインを間近に控えたある…

さぁさぁ、お立合い！　これは、お転婆で天真爛漫な人魚姫がロンカロンカ岩礁に潜む大怪獣を退治するだけのお話です――。 その名も『腹ペコ大公』 奴は人々に生贄を要求する恐ろしい化け…

　これは、ぼくが小学校四年生のときに実際に経験した話です。 　学校からの帰り道、ぼくの友人のケンちゃんが見つけました。電柱のかげから伸びる一本の白い腕を……。それがすべての始まり…

　ごく普通の村で暮らしていたレイ。ある日、狼に囲まれて崖に追い込まれた。ごく普通の少年である彼は覚悟をして、生き残るために立ち向かうが、あと一歩のところで崖に転落してしまう。 　…

この国では生まれてから十年が経過したその日、神より天啓を授かりその者の色が言い渡される。 色によって魔法の才能は異なり、その者の将来を決定づける要素となる。 伯爵家の跡取り息…

「事件を起こせば、抹殺探偵がやってくるぞ」 それは、裏社会人なら誰もが知っているおとぎ話だ。 警察やマフィアですら解決できぬ”事件”を解決する、一番恐ろしいとされていた存在。 抹…

　バーチャル・リアリティ技術が確立した近未来、オンラインゲームもVRMMO-RPGが当たり前となっていた。数多のゲームが登場する中、「Dead or Dungeon（DOD）」が…

高校３年生になる前日、買い物帰りの電車の中少し頭のおかしいオタクくんはひょんなことからヤンキーに絡まれてしまう。しかし偶然居合わせたヤンキー姉妹に助けられるが、助けた姉妹は恩を返…

ライアン・ケリーは、アメリカに本社を置くヘッドハンティング会社のスタッフ。弱冠三十二歳ながらその手腕を買われて日本支部の責任者を務めている。 主な仕事は、日本で企業活動を展開する…

【あらすじ】 織田亜希は偶然訪れた神戸のアンティークショップで龍の紋章の本を手にする。本には異国の修道院の絵が描かれており、テレビ番組で見たルーマニアの修道院と似ていることから、…

シャーマンプリーストであるガイルは、あまりにも強すぎ、またギルド内の人望もあった。 そのせいで嫉妬に狂った勇者ベルは、難癖をつけてガイルを追い出してしまう。 追放されたガイルは、…

妖怪、怪談、都市伝説、心霊現象……様々な怪異に出くわす、男女二人の高校生。推理したり追い詰めたり逃走したりしながら、謎や化け物に立ち向かう。 日常ホラーですが、怖がらせ要素は少な…

　休み時間にスマホが鳴る。 　ただそれだけの話だが……。 　そこには恐ろしい真実が隠されていた。 （カクヨム初出ですが、現在は「小説家になろう」「ノベリズム」でも掲載しています）