「カミ」を含む小説

手を伸ばすという行為はいくつか解釈がある。 例えば、救いを求める行為。 例えば、恨みを持って復讐を誓う行為。 例えば、カミへ供物をささげる行為。 どれに当てはまるかは本人にしか知…

ハローワークで求職中のシングルマザー、メグミ。ショタっぽい男の子から突然ナンパされる！？ 神さまを名乗る少年が、求めてきたのは――？ 8000字ほどの短編です。

ここは、日本。高校1年生の俺、影井陰也は自己紹介の時にカミまくってスクールカースト最下位になっていた。そんな時に異世界転移、影井はどのように立ち回っていくのか！？

【数分で読み切れるショートストーリー】 #呟怖 を元に掌編を書きました その昔 まだ『カミ』と呼ばれていた頃 ふとソレが 美味しそうに とても甘露なモノに思えた 人が人を呪う怨…

【10分あれば読み切れる幻想掌編小説】 #呟怖 を元に掌編を書きました 高い板塀に囲まれた狭い土地 周りは繁華街 なのに喧噪も届かない 静寂 傾いた墓碑が散乱する 長らく捨てら…

【コメディです】温泉で出迎えられた女将がよく噛む。

　十代を境に言語能力が失われる奇病、バベル。 　大学入学を間近に控えながらも引きこもりを決め込もうとする富士御厨は、オリエンテーションに従姉妹の富士三方を連れていくよう頼まれる。…

いつの時代、あらゆる場所で信仰される神という存在。 そんな存在に突然なったとしたら？

カミに見捨てられた男達が紡ぐ青春ストーリー。

　『ＥＸスタイル』と呼ばれる異能により、髪を操る異能力者『エクステンド』がこの世に現れてから50年。エクステンドの集う街スカルプリズンで暮らすバンカラ少年ハサミは相棒である生きた…

現代のとある片田舎。 千年と少し、人探しをして高校生活を繰り返すカミがいた。 自分の黒歴史(悪夢)に終止符を打ち、安眠を得る為にさ迷う彼は、幾度目かの高校入学で一人の少女と出会う。

正教会歴　1300年から実戦投入された魔装スーツ（鬼神） その圧倒的な力により、ヴァルド帝国は4か国連合を打ち破って行く 4か国連合の盟主、イシュル王国もそれに対抗して魔装ス…

　メグ達の通う中学校、夕暮れの空き教室。 　しめ切った窓から入り込んでくる日差しが、床のタイルを赤く染めていて、この惨状をいっそう悲劇的に演出していた。 　響くのサヤの叫び、そ…

これは忠告です。 カミは全てに対して残酷です。例えばですが、我々に異世界転生の際にチートをおあたえになることは敵対種族に対して残酷な事のです。

――力が欲しいか？ ある日俺は脳に直接響くそんな声を聞いた。 漫画やゲームの中でよく聞く、主人公が覚醒するイベントなどで聞くワード。 それをまさか俺が、一般的で平凡な一高校生…

「それ」はいつも霧に紛れて私のところへやってくる。 わかっているのはただ二つ。 彼女は「処女の血」を求めてやってくる、ということ。 私が「血の巫女」に選ばれたということ。 人々は…

※百合シェアワールド企画《星花女子プロジェクト》第６弾　参加作品です。

グローロ･エトワール国。表向きは繁栄を極めた楽園のような国。しかし、それは仮初の姿でしか無かった……。 その国の機関によってあらゆる方法で集められた10人の異能者達。 これは、…

ここの所、家の中に白い半透明の繭が落ちている。 どうやらカミ蟲が作ったものらしいが、これが何なのか一向に検討がつかぬ。 人妖入り交じるこの村なら何か分かるかもしれないと、香墨は図…