概要
生真面目な殺戮者と、屑な青年と、嘗てカミだったモノノケの話
【10分あれば読み切れる幻想掌編小説】
#呟怖 を元に掌編を書きました
高い板塀に囲まれた狭い土地
周りは繁華街
なのに喧噪も届かない
静寂
傾いた墓碑が散乱する
長らく捨てられた墓地
斜め差す夕陽は赤く
影は黒く
陰は暗く冥く、闇よりもなお瞑く
そこへ響く
ずるりずろり
引き摺る
誰が、何を、
来る、そいつが…
『くるな、くるな、く…』
それが彼の最期の言
#呟怖 を元に掌編を書きました
高い板塀に囲まれた狭い土地
周りは繁華街
なのに喧噪も届かない
静寂
傾いた墓碑が散乱する
長らく捨てられた墓地
斜め差す夕陽は赤く
影は黒く
陰は暗く冥く、闇よりもなお瞑く
そこへ響く
ずるりずろり
引き摺る
誰が、何を、
来る、そいつが…
『くるな、くるな、く…』
それが彼の最期の言
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