「魚じゃないよ🐟」を含む小説

ごく普通に育った春木勇武は高校入学日に出会った少女・魚追つくしから古ぼけたお守りを渡される。 ――それはただの始まり。 突如現れた『魔神』に襲われ一変する運命。 力に覚醒し『騎…

膠原病・皮膚筋炎、指定難病の闘病中です。 難病だけに、発症の原因は不明。症例も激少。 ステロイド治療の副作用もてんこ盛り。 健康、仕事、旦那、子供、ないない尽くしな先行き不安の4…

　第一次世界大戦直後の神日本帝国。 　伝承学者を目指す青年 宮森 遼一（みやもり りょういち）は、大学を辞した後、秘密結社 九頭竜会（くずりゅうかい）に入会する。 　九頭竜会所…

詩です。

基本的には一話完結短編集です、複数話になることもあります。動物が出て来ます。 作者の練習用も兼ねているのでのんびり不定期更新です。 基本的にはタイトルごとに独立しているのでどこか…

唐突に交通事故に遭うレン。気がつくとそこには鎧武者の甲冑を見に纏い燃え盛る鬼のような化け物に襲われる地獄のような場所にいた。通りすがりの酔っ払いのようなシェリーという男に助けても…

　生温い風を送る扇風機。粘着質な熱に塗れてひどくグダつく体。「私」は天井を見上げてまるで酸欠の魚の様に口を開閉させる。欲するのはこの退屈から抜け出す転機。全身に張り付く不快感を取…

19世紀末期。 アメリカ、東海岸の都市・ニュージョージで、不可思議な現象が起こる。 魚の死体が川を満たし、カラスが空を埋める。 終末論が盛んに叫ばれるようになった頃、原因不明…

綾辻行人さん＆有栖川有栖さんより「１００％本格ミステリ」「長編ホラーの傑作」と激賞され、『虚魚（そらざかな）』でデビューした新名智さん。ミステリ界とホラー界の期待を背負う新名さん…

魚喃キリコか昔の南Q太のモノローグの感じ 2019年くらい

青白い表情に陰険で冷酷な一本線の眼付き。小さい点のような瞳は死んだ魚ように濁っている。口は塞いだまま何一つ喋らない。その分、凡ゆる欲は吐き出さず内に溜め込み、虎視眈々と弱った獲物…

「殺伐感情戦線」の「魚」参加作品です。 小さなころからずっと飼っている人魚のメリューのために、わざわざ引っ越して、大きな水槽を買った「わたし」。手塩にかけて育てたメリューは、ほ…

　代り映えしない大量の水の上に、いつの間にか、人間が立っている。海鳥や跳ねる魚すら見かけたことがないのに、水の上に立つ人間が見えるだなんて、私もとうとう幻でも見るようになったか。…

　母親の入院した病院の屋上で、昴は自称神様と出会う。少女の姿をした、自称神様は、彼に願いごとを叶えてあげると言う。 　昴はそれを信じられないまま、今日も少女との邂逅をする。 　七…

悪霊が住むと言われるスコットランド辺境の島で灯台の明かりを守る３人は、日夜続く魔物の叫びに悩まされながら、灯台業務の合間に畑を耕し、魚を釣り、ヤギを飼い、雨水で生活し、海に糞尿を…

兄の頭に手を突っ込んで、死んだ金魚を掬い出した。 夏、田舎の実家で俺は兄を殺した。浴槽で首を切り落として血を流している最中、近くに置いていた金魚鉢が兄の頭にくっついて身を起こし…

私のおじさんは変わっている。いつも一人で古い本を読んで、よくわからない古い木片を抱えて、つくもがみとかいう妖怪をつくるなんて言う。でも、私はそんなおじさんが嫌いじゃない。 おじさ…

人類に愛想を尽かした神が「最後の審判を下す」と伝えたのは半年前。しかし昨日、確かに審判が下ったはずなのに、なぜか「私」は生き残っていた。 その理由を探すべく、私はこの半年間にあっ…

　干物にすると、栄養アップ。 　それなら、他の物だって、干物にすると、良いことあるに違いない。 　そこで、作ってみました。 　ユニバーサルドライヤー。