エンパイア・オブ・カラミティ【第１部】狂い咲く死の舞踏編

第１部 狂い咲く死の舞踏編

【人物紹介】

【主要キャラ】

《ルスカー・ワイルド》

ニュージョージに滞在する連邦保安官（マーシャル）。街の人間ではないが、人種や宗教に関わらず分け隔て無く接する珍しい人物のため、街の住人からの信頼も厚い。

《ルーヴィック・ブルー》

ワイルドの補佐をする青年。後先考えず、差別的で横暴な行動が目立つも、ワイルドにはかなわない。不良集団のリーダー・ニックとはウマが合い、その妹・キャシーとは恋人関係。よく危ない橋を渡り、市民やワイルドを困らせる。

《テレンス・ワトキンス》

ワイルドの補佐をする黒人の青年。勤勉でよく働き、真面目。差別的な扱いを受けることもあるが、それに耐える力を持つ。頼りになる補佐官で、ルーヴィックよりも２つ年上。そのため呆れながらも、心配する素振りを見せる。

《ジェームズ・クラーク》

別の都市から友人のエドワードを訪ねにきた大学教授。代々から教育者として教鞭を振るっている由緒ある家柄。祖父、そして父はアメリカに古くから災厄を引き起こす魔女と戦い命を落としてきたエクソシストの家系でもある。

《マト・アロ》

アメリカ・インディアンの少数民族出身。その名は穢れた物として、他の部族からも受け入れてもらえない業を背負った部族の戦士。『ポワカ』と呼ばれる魔女を狩るため旅をする。忍び寄る不吉な影に導かれ、街へとやってくる。

《マハ》

エドワードの診療所を手伝うアメリカ・インディアンの少女。無愛想で無口、極力他者と関わらない様にしている。マト・アロとは同じ部族出身で、薬学や占いに詳しいコクーン（ヒーラー）。

《クリストフ・ホーン》

マト・アロと行動を共にする白人。以前はアメリカ・インディアン専門のハンターだったが、魔女の存在を知ったことで変わる。ひげ面で熊のような男。

【ニュージョージ市民】

《サイラス・ストロング》

ニュージョージ市長。常にアッパークラスの市民に合わせた政策を取るため、ダウナークラスの市民からの人気はない。

《アダム・ゴードン》

ニュージョージの医師長。白熱病の治療薬の開発を命じられる。

《パトリック・ウッズ》

ニュージョージの保安官（シェリフ）の一人。長年勤めており、シェリフの中でもベテランのため一目置かれる。口は悪いが、やるべきことを心得ている白髪頭の老人。

《ニック・ヘイズ》

ダウナーサイドを中心にたむろする不良グループのリーダー的存在。いつかは街を牛耳るギャングになることを夢見る。立場は違うが、ルーヴィックとはウマが合い、よくつるむ悪友。

《キャシー・ヘイズ》

ルーヴィックと恋仲ではあるが、いつか街を出て行く彼には複雑な気持ちを抱いている。兄のニックとルーヴィックが悪事に手を染めてないかをいつも心配する。

《リリー》

街に住む資産家。美しい容姿で、誰に対しても優しく接する女性。白熱病の罹患者を看病する救援隊の発足に尽力し、自らもボランティアに参加。周囲からは敬意を込めて『レディ・リリー』と呼ばれる。

《テッド・アンダーソン》

ニュージョージ市警察。腐敗している自分の組織に嫌気を感じるも、行動に移さずにいる。ただ街のことを真剣に考える一人。

《エドワード・スコット》

クラークの幼なじみの医者。ニュージョージで貧しい人たちの診察もすることから、医者仲間からは変人扱いされる。白熱病患者を救う『救援隊』のリーダーとして活躍する。

《アリシア・ハリソン》

ワイルドらが事務所兼下宿で使用する建物の管理人。若くして旦那に先立たれた未亡人で、一人で建物の管理を切り盛りする。

《エスター》

ダウナーサイドを中心に活動する宗教団体「終末の羊」の羊飼い（教祖）。

《ダミアン・バッカス》

ニュージョージを支配する3大ファミリーの一つ、バッカスファミリー。そのドン・バッカスの長男で、組織のナンバー2にいる。

【連邦政府からの派遣】

《ホワイト》

白熱病の発生した都市封鎖を任された政府の役人。耳に残る特徴的な声で、小馬鹿にするような人をイラつかせる話し方をする。

《スティーブ・デイヴィス》

都市封鎖のためにホワイトと共に来た軍の指揮官。