「なんとなく」を含む小説

「蜜の味って何度思い出してもたまらないなあ」 　大きな身体から発せられる声はやたらと力強く、説得力のない内容でも、なんとなくそうなのかと思わせるような自信あふれる発言に聞こえる…

[2000PV突破！！感謝！！] 大学からの帰り道、鼻孔をくすぐった魅惑的な香りにつられて迷い込んだ中華屋。そこを出ると世界は少しだけ変わっていた。美醜という概念はなく、男女はフ…

部屋に入り込んできた虫 なんとなくうまくいかない毎日 虫の存在を感じながら過ごす

ペゾイ：不完全な計測器 オレグ：調整者 ベースは相対性理論的な話、なんとなく尻切れな感じなので、長編をそのうち書こう。 相対性理論を１０００字でやるのは無茶だと知った。 第2…

　大学の教室で、彼女はいつも窓際の後ろの席で、ぽつんと座っている。それまで全く話したこともなかったが、クラスコンパで声をかけてみた。すると……。 （元々は「ロングヘアー」「ミス…

＜夏の日の扉＞ 　向咲日葵（こうさき　はるき）は、未来の記憶を夢に見た。 　立派な医学博士になっていた都合の良い夢を、受験に追いつめられた妄想と、笑おうとした。 　だがその記憶の…

とあるミステリー研究部が成立して、なんとなく続いていくまでお話！

☞ 毛むくじゃらな犬をめぐる冒険 ~Shaggy dogs Stories~ ☜ 「適当にどっか受験してみて、失敗したらそのときはそのときでまた考えればいいわよ。どうしてもど…

友達の恋バナを聞いていたら思いつきました。 なんとなく書いたので温かい目で読んでください。

都内の大学に通う大学生。 平凡な毎日に嫌気がさしたある日、なんとなくで見た動画が俺の人生を変えるとは…

小学校の頃からいじめられていた主人公柏原舟着は全世界で流行っているウィルスの影響もありリモートワークがある会社に所属した。 過去にいじめられた経験を持つ主人公にとって人と直接対…

京都の西園寺記念大学に通う２回生の甲斐トオル。１回生のとき友達作り失敗したトオルは、悲惨なボッチ学生生活を送っていた。 ある日、なんとなく大学に居づらく感じたトオルは、気分転換の…

ボクは小学4年生。小学校の遠足のマラソン大会に行った。途中で、急に真っ白な霧に包まれたけど、すぐに晴れ渡って、そのまま走ってゴールした。みんなと教室に戻ったら、ボクの横の空いてた…

〈※電撃大賞応募用あらすじ 800字ジャスト〉 　マイアミのビーチで遊んでいた若いカップルが、空から降って来たホオジロザメに襲われる。 　事件の捜査に当たった市警のマーティー警…

　日ごろから「創作に役立つかも？」と思って書き留めていたものを、少しずつ公開していきます。 　テレビやネット、ラジオや新聞書籍など、さまざまな媒体の情報と触れる際に、「これ、あの…

虚（うろ）洞窟と呼ばれる巨大なダンジョンがある街で冒険者相手に金貸しをしているタンユ。 冒険者なのに全然冒険しないし、借金を恋人に払ってもらってるダメなイケメンのリカルド。 そん…

男は大いに酔っていた。激務に追われ、やっと辿り着いた休息日。昼間から酒を胃に流し込み、机上に空き缶の山を築き、気づけば亥の刻……。なんとなく点けていたテレビでは、刑事ドラマが進行…

ユーリは勇者召喚され、なんとなく魔物と戦い、なんとなく周囲の期待に応えようと頑張る。しかし召喚した側も確たる戦略があって勇者召喚したわけでなかった。勇者を召喚してしまったからと検…

異世界帰りのアラサーのお調子者、飛田雅弥の家に猫耳少女こと、猫又マオウがやってきた。 雅弥と猫又美少女マオウが住むことになったアパートの1室でなんかよく起こるちょっとエッチなコメ…

徹夜明けには酒をくらって眠りこけ、女の電話で呼び出される。なんとなく遊んだ後は、セックスして眠るだけ。自堕落な大学生の休日をのぞき見る……