「#伝奇」を含む小説

再試験の際、隣に座った美少女に、私は声を掛ける。高嶺の花と言われた彼女だが、何故か私の誘いは受けた。彼女の家に招かれた私は、次第に惹かれ依存していく。しかしそれは親の怒りを買い、…

世界は終焉の危機に瀕していた。 立ち上がった戦士たちはことごとく倒れ、残ったのはたった五人の勇士だけだった。 のちに五大英雄と呼ばれる勇士たちと、世界を終焉に導く魔神との最後の…

　クラス内カースト最下位の湖山珪斗は、となりのクラスで同様に最下位であり犬猿の間柄でもある岩槻管郎から立体駐車場へ誘われる。 　そこで見せられたものは、壁に開いた亀裂とそこから姿…

中学生・泉伸行は、松村舞から地球の生命誕生について質問をされる。仮説として宇宙から生命が来た説を口にすると、舞はその説を信じた。そして、エイリアンが現実となって現れる。その目的と…

正直者で働きもの 報われない男の話 ただそれだけの つまらない話 中国伝奇小説を下敷きにした昔話風の掌編です （全3話で2300字） ※カクヨム9に投下します！

曜国で1、2を争う妓楼【嫦娥の盃】で働く見習い妓女、雪玲は妓女として一人前になれる日を今か今かと待ち侘びていた。 人よりも優れた運動神経。 人よりも優れた知性。 将来美人になる…

塚本が告白すると、付き添いの友達がバラバラの肉吹雪になった！ 彼は告白に生贄が必要な異常体質だったのだ。その告白に生き残った友人、木戸は塚本に別のアプローチを勧める。 その提案は…

研修医として帝都東京で働く桜庭しづるは、夏休みに里帰りに三咲町へ帰っていた。 その夜、流星群を見る約束をして、従兄弟の悠里と待ち合わせたのだ。 廃教会のある丘で星を見ていた二人の…

西暦2160年、極東。 そこは科学全盛の世界に有ってなお鬼や魔が妖が跋扈する魔界である。 この地では人間は魔物の餌になるしかない下等生物である。 科学では対処できない化け物たちは…

幼いころから不幸体質のフリーター、三ヶ山暁（ミカヤマ・アキラ）。ある日、全く身に覚えのない殺人事件の容疑者として、逮捕されてしまう。 拘置所での尋問後、精神科医らによって睡眠薬を…

四国山中――現代まで続く陰陽師の末裔、神宮秋沙は地元では知らぬ者のいない不良――女番長《スケバン》であった。 ある日秋沙は山の中で鉄仮面をした青いヤギを目撃する。 「あれを見たん…

日中戦争は泥沼化していたが太平洋戦争開戦はまだ誰も予想していなかった頃の満洲。 日本人武道家の山口と木村は、ひょんな事から、日本陸軍憲兵隊とナチスに追われる2人の謎の少女を日本ま…

信州燕岳の中腹の神社に女性がひとり棲む。彼女は巫女舞で悪霊や鬼を祓う家業を営んでいる。孤高の生活から彼女の周囲に能力者が集まり始めた。それは彼女らに敵対する強大な敵、最凶の魍魎が…

あったかもしれない、サリエーリとモーツァルトの、信仰のはなし。 /コミッション作品＿りっくー様よりのご依頼

とある2020年代後半の日本。異誕(いたん)呼ばれる人外達が、古より発生する世界。 警察庁ではそれらの犯罪に対処すべく、 特務機関「異誕対策特務分室」が運営されていた。 分室に勤…

公募の字数制限の為、非公開にしてある「そこには存在しない何か」の２０話です。 せっかくの七夕ですから公開する事にしました。既に読まれている方やコメントを書いて頂いた方へは申し訳な…

水浴びをしていた結は、沢に棲む龍神から求婚される。「いっそ清らかな川になりたい」という結の願いを、満願成就してやろうというのだ。 その日は奇しくも龍神を祀る秋祭りの日だった。祀り…

不逞浪士を追い屯所に戻らぬ原田佐之助。 左之助の身を案じ捜索に出る山南敬助と沖田総司。 一方、傷を負った男は見覚えのない家で眼を覚ます。そこには妻を名乗る見知らぬ美しい女がいた……

大学生・平山里奈と大川遥は、過疎地となった海水浴場で夏のバカンスを楽しむ。帰宅中に道路を塞ぐ事故車があり、二人がそれを調べていると、スイカが人間の血を吸っている現場を目撃する………