「思い出」を含む小説

居場所を失いさまよい始めた少女と 定年を前に病気が見つかり余命1年。最後の思い出と終活を始めた男。 二人が出会ってからの話

かつてラジオの時代それは深夜ラジオ放送が全盛の時代がありました。 当時はメールもツイッターのようなＳＮＳも無し、ＦＡＸはありましたが一般的では無かったです。よってはがきによる投稿…

相内 充希さんの企画『テーマ【掃除・片付け・大掃除】で新作一万字以内』に参加させていただきました。 テーマは片付けに近い感じです。 あらすじ 「ラブレターってどう処理してる？…

廃校になった小学校を見に行く。

間宮美花は昔の言葉をきっかけに、幼馴染の飯田直輝に小さいころから恋をしていた。 しかし、幼馴染という立場から一歩踏み出す勇気などなく、気づけば高校二年生になっていた。 直輝へ…

「……俺は、あいつとの思い出を、記憶の中に閉まっておきたかった」 主人公、神藤俊の通う高校が廃校になることが決まった。 廃校になることは仕方ないと思っていた俊は、記憶を喪った幼…

　泉はたった一人の美術部。 　そして葵はたった一人の文学部。 　同い年の二人の高校生は旧校舎にある美術室で、それぞれ一人ぼっちの部活を続けていた。 　『お互いの作っているものに…

　異世界の１人の少女「メル・アイヴィー」。 　雪の降り積もる中で歌っていた彼女に、ひとりの少年が「あんたの歌は嫌いなんだ」と言い放った。 　その少年は「セツ・コクァン」と名乗り、…

　メル・アイヴィーはカリフォルニア帰りの帰国子女。僕のクラスに居る彼女は少しクラスから浮いていた。高校二年生の梅雨の季節から夏休みにかけての「僕」とメルの少しばかりの思い出の話。…

何編あるのだろうか。 お蔵入りしているわたしの短編小説。 世に出ることのなかった、日の目を見なかったわが愛しの短編を集めてみました。 こんな小説を生涯こつこつと、北関東の極みので…

僕とあの子のちょっぴり悲しく、時に楽しいお話です。

中学二年生の永嶋聡介は水泳で全国大会で優勝するほどの実力の持ち主。しかし、練習に追われる毎日に自分が何のために生きているのか、水泳を続けるべきなのかを悩み苦しむ。クラスメイトの村…

過ぎゆく日々を過ごす青年達。 なんでもない風景も、本人にとってはかけがえのない思い出になる。 友情、恋愛、部活、バイト。 どこにでもある高校に通う、どこにでも居そうな生徒達が紡…

俺の相棒、Ｓ＆ＷＭ1917・・・・人は『なんでそんな骨とう品をいつまでもぶら下げてるんだ』っていうがね・・・・こいつには忘れられない思い出があるんだ。

何かを忘れたくないと思ったり、慣れ親しんだ場所を離れる時に何かを置き忘れたように感じたりするのは、現時点での自分の一部を喪失することを予期しているからだと思います。 もうすぐ卒…

私だけ除け者？ （綾さんと一子さんと佳奈さんのお話）

　魚たちが、幽世と現し世の狭間へ導く。 　水彩画家、矢賀崎亨は、妻の瀬那を失った。 　彼女の記憶が薄れてしまったことに怯えつつ、彼は思い出を取り戻そうと奔走する。 　現実とも…

誰かの善意が、誰かの善意を促す力になる。 それを繰り返して、今があって、思い出なる。 それは気持ちだけじゃない。 文化も、知恵も、知識も・・・あらゆるものが誰かを通じて繰り返して…

とても美人な転校生飛田郁美。上級生から告白されまくっていているが全て断っている。同級生は相手にもされないし口もきいてもらえないと噂がありとても評判が悪い。私は席が隣になり、飛田さ…