「ある日」を含む小説

　舞台は空中に浮かぶ巨大な樹。そこに住むヒトは、自らが寄り添い生きるその樹を“大母樹レム・ラーズ”と呼んだ。 　主人公・ザインは、レム・ラーズを蝕む“滅びの種子”から生まれる異形…

職場が遠いので、毎日、早朝に起きる僕は、一日の初めにテレビをつけるのが日課だった。いつもの女性アナウンサーに感じる既視感。その理由に気が付いた、三月のある日…… 柴田恭太朗様の…

｢あの子を守れるのは、お前だけだ。だから、精一杯戦え。そして必ず守り切るんだ｣ 芽衣を守れるのは俺だけ？じいちゃんは、その言葉を最後に死んだ。何で俺に託したんだ？治安部が助けてや…

6人の中学生、「アカネ」「ケイ」「シンイチ」「テオ」「ナズナ」「ホラン」は、ある日夢の中で、「心のコンパ」の新メンバーとして招待状をもらう。そうして、夢の中で色々な人とリアルでは…

僕は何をするにもやる気が無くて、のんべんだらりと生きて来た。 いや、明日になったら本気だそうと思っていたんだよ？ そんなある日、宇宙《そら》からお姉さんが降って来たんだ。 …

ビールの美味しい日。 ビールが苦い日。

海辺で細々と魔法で生計を立ててのんびり暮らしている魔女のクロエ。そんな彼女の元にある日突然爆発と共にカーバンクルのモティが現れる。彼の依頼は「港町を観光したい」というものだった。…

　あたしには、ある能力がある。 　でも、周りはそれを気持ち悪いって言ってくる。そんなある日……。

生命の心を取り出し、一時的に宝石へ置き換える魔法【研魔術】その取り出した心の宝石から不純なモノである、"穢れ"を削り落とす技工を持つ者【研魔士】と呼ぶ。 少女クラヴィスは研魔職…

時は江戸の世。 火付け盗賊改方の副頭、”鬼の重兵衛”こと齋藤重兵衛影竜（さいとうじゅうべえかげたつ）と居合の達人で"風切りの奏太郎"こと小川奏太朗光仲（おがわそうたろうみつなか）…

ある日、僕は友達と一緒に噂の廃墟ビルの中に入り、イタズラ書きをして帰る。 その翌日、友は命を落とす。 この小説は、「霊が撮れる例のカメラ」 の続編でもあります。 この後続に「…

九条 碧海（くじょう あくあ）は幼い頃から亡くなった人の想いの塊、すなわち幽霊と会話する能力を持っていた。 気になる女性がいたとしても、女性たちに憑いたモノが見えてしまうというそ…

本に顔を埋め最低限の会話以外で人とは関わらないド陰キャの少年は、ある日二人きりの教室の中少女に声をかけられる。少年は異常に少女を気にするようになり、それは少女にも伝播する。急接近…

ある日突然、種族ごとにあった世界、神界を除く天界、魔界、妖魔界、精霊界、人間界などの繋がりが崩れ、ごちゃごちゃになった世界を統治する神の座を巡り大戦が始まる。 その中でも特に一目…

　『無敵の不良』と呼ばれている瀧川高校1年生のスキト。スキトは今の自分に満足していたがある日伝説の暴走族『阿修羅』の女総長、シノハナにとある提案を持ちかけられる。「一緒に不良界の…

数々の大会で優勝を重ねた天才ゲーマー、優（すぐる）。 　だが、とある出来事によって心を病み、その栄光は崩れ去ってしまった。 　残ったのはトラウマだけ。 　ある日、そんな彼は一人…

時計好きなソニアの日課は、「機械式懐中時計のネジを回すこと」。 ある日、ソニアがおつかいに街へ出ると、一人の少女が転んでケガを負っているところに遭遇する。 ソニアは迷わずに少女に…

わたし、榎本千秋（えのもと　ちあき）は読書が好きでスポーツが苦手でぼっちという、典型的な陰キャだ。 そんなわたしだけど、一応取り柄というか、人に自慢できることはある。 それは、…

とある世界のとある町。12歳の活発な少女リビィは自宅の屋根裏部屋に隠されている『なにか』を探し出そうと躍起になっていた。童話作家の父から幼い頃より聞かされていた不思議な物語…そこ…