お姉さんがそらから降ってきた!
ラッキー!
ラブコメ開始だぁ〜!
とまでは、キャピキャピしていませんが、ユーモアに溢れる作品です。
人間の子供の様なドワーフの青年ノア君と空から降ってきた地球人のお姉さんとの素敵なSF物語。
主人公は魔法科学の発達した世界、ユグドラシルの天才的魔導科学者ノア君。
お姉さんとのちょっぴりエッチなふれ合いがとてもいいアクセントになっています。
物語が進むにつれて徐々に不穏な空気が漂い始めますが、果たして主人公達はうまく切り抜けることが出来るのか!?
ノア君は自分の目的の為に次々と発明を続けます。いったいどこまで開発は続くのか!?
魔法とSFの融合した素晴らしい世界の扉を、いまこそ開くとき!
君も、ノア君のようにお姉さんの胸にダイブしよう!
きっと笑って受け止めてくれるゾ♪
物語の舞台は、生命をはぐくむとある星。
そこへ地球からお姉さんがやってきます。主人公はお姉さんと仲良くなり、徐々に愛情をはぐくんでいくのですが……
地球に宇宙人がやって来るのではなく、ほかの生命がいる星に地球人がやって来たという設定が今までに読んだことのないストーリー展開で、すごく面白かったです。
ちなみに個人的な一番の推しポイントは、主人公のノアくんのお姉さんへの気もちですね。
ノアくん視点の一人称で語られる物語の端々に、お姉さんへの思いが溢れていて、SF作品としてもちろん面白いんですが、一通のラブレターを読んでいるような気持ちにさせられるお話でもありました。
SFではありますが、ラブコメや恋愛小説がお好きな方にもおススメできます。
タグに偽りなし!
『ハッピーエンド確約』なので、悲劇の心配はありません。安心してお読みいただけます☆
あと、『ちょっぴりエッチ』のタグもついてますが濃い性的表現は無かったと思います。個人的にはエロさより純粋で無垢な愛を感じました!
この小説は、ユグドラシルという世界を舞台にして展開されるSFファンタジー小説です。
作品全体を通しては、登場人物たちの感情や状況が細やかに描写され、読者に強い印象を与えるものとなっています。
特に主人公であるノアが直面する孤独な状況と内面的な葛藤は、成長と変化をリアルに感じさせるものがあります。
また、彼が抱える問題に対する解決策として提示された「愛」という概念も非常に興味深い要素であり、そのテーマは物語の核となる部分でもあるのではないでしょうか。
加えて、物語には深みがありながらも、ユーモアと人間ドラマが盛り込まれています。
よって、登場人物たちの掛け合いは軽快で親しみやすく、彼らの関係性や個々のキャラクターに共感する読者も多いでしょう。
では、これを前提に分かり易く項目ごとに説明していきたいと思います。
「物語の展開について」
この小説の内容としていえるのは、非常にユニークで魅力的な物語ということです。
まず、最初の展開は、ノアという主人公が研究所を抜け出し、休憩をしていたところから始まります。
そこで学者である「お姉さん・ルナ」という人物と出会い、次第に恋心を抱くようになっていく。
そして、様々な事件に巻き込まれながら、想いを解決し成長する物語です。
また、中盤で登場する「オートマタのルナちゃん」と呼ばれる特殊な機械との絡みは、面白すぎて絶品でした。
よって、キャラクター同士のやり取りを通して、深い人間関係が描かれている点も良いですね。
さらに未来的な技術とファンタジー要素を織り交ぜた世界観も素敵で、全体的に深く考えさせられるストーリーであるといえます。
「作品の魅力について」
まず、非常に深い感情表現と共感できるキャラクター描写が特徴的です。
そんな中での物語のテーマは「愛」と「別れ」――ではないかと窺えるほど、登場人物たちの心の葛藤や成長を丁寧に描いている点が秀逸だと思います。
特にノアという主人公の苦悩と決意には深く共感させられました。
また、ロボット工学に関する専門的な知識も分かりやすく示されており、ファンタジー要素と共に現実世界への没入感を与えてくれます。
さらに環境設定や魔法・アーティファクトといった幻想的な要素を織り交ぜながら展開される物語は、読者を引き込む力があります。
「小説の見どころについて」
この小説は、非常に幅広いジャンルを網羅し、様々な要素が錯綜したスリリングな展開が見どころですね。
よって、ユグドラシルという世界を舞台に繰り広げられるファンタジーとラブストーリーの要素。この二つの展開には、とても「ワクワク、ドキドキ」とした魅力を感じました。
従って、ノアとお姉さんのキャラクターが織り成すハートフルな情景には、ほんわかと面白くもあり、キュンと見守りたくなるような雰囲気が何ともたまりません。
また、全体を通していえるのは、登場人物たちの内面的なドラマと外面的な冒険の両方がバランスよく織り交ぜられており、最後のシーンでは主人公の成長や変化が感じられました。
「全体的な総括として」
物語全体を通じて、登場人物たちが抱える様々な感情が丁寧に描写されております。特に主人公であるノアの内面は強く表現され、彼の絶望感と孤独感が伝わります。また彼がお姉さんへ向ける愛着も感じられますが、それが叶わないかもしれないという不安からくる葛藤も伝わってきますね。これは非常に切ないシーンでありつつ、感情の機微を感じさせてくれる部分です。
加えて、登場する「オートマタ・ルナ」と呼ばれる人物によって描かれる世界観は非常に魅力的です。彼女たちの行動原理や行動パターンは人間のそれとは大きく異なりますが、一般的な視点から見た場合は興味深い要素が散りばめられています。特に「お姉さん・ルナ」というキャラクターは、その深遠な設定や行動原理を掘り下げることで物語に奥行きを与えています。
これらのことから、ノアが抱える悲しみや孤独感は読者に共感を呼び起こすと同時に彼の内面的な戦いを描いています。そして彼が持つ強い意志と決意は成長と共に変化していく様子があり、その過程が丁寧に描かれていて好感が持てました。
そして、最後の最終話にて、この物語のタイトルを知れたことに納得です。
そんな私からのお勧め作品『お姉さんが宇宙《そら》から降って来た!』是非、手に取りお読み頂けたらと思います。
地球からやってきたちょっぴりエッチなお姉さんが降ってきたのは、ファンタジー世界のような惑星。
魔法もあれば、ドラゴンもいる。そんな星。
お姉さんはこの星を調査する宇宙飛行士な学者さん。
そこで現地民で主人公のショタドワーフ少年と、運命的なボーイミーツガール。
二人してイチャラブな公然ハレンチ罪をまき散らす。
うん、これはお気楽なラブコメなんだろうなあと、思ってたらそうは問屋が卸さねえ!
お姉さんの背後にいる地球側の勢力は、何やら良からぬことを企んでいて――。
ありとあらゆる試練が、二人の絆を試すがごとく、襲いかかります。
さながらロミオとジュリエットなんですね。
地球人と異星人という立場の違いを超えた愛情を胸に、二人でハッピーエンドを目指してがんばります。
こうしてストーリーだけ見ると、かなりハードなテイストなんですが、読み味は重すぎません。
主人公のショタドワーフ少年が、苦境に立たされても、真っ直ぐストレートな性格で突っ走るから、重い展開でも読んでて気持ちがいいんですよね。
姉さんのキャラも天然エッチ系というフィーリングで、どんな苦しい場面でも、この性格のおかげで明るさがなくならない。
じゃあ、軽いだけで読み応えないのかといえば、それも違う。
立場や種族を超えて、相手を思いやる無償の愛情、それに応えようとする真摯な真心といったものが深掘りされて描かれる。
軽いラブコメというだけではなく、恋愛物語としても十分な読み応えがあります。
こんな方にオススメ
:SFとファンタジーがぶつかり合う世界観が見たい。
:お色気なラブコメが見たい。
:真面目な恋愛ものが読みたい。