「春らしさ」を含む小説

【2020年2月1日（土）スニーカー文庫より発売！】 父親の再婚によって、俺・志木春斗には3人の義姉が出来た。 三女の夏希――17歳の高校3年生で、俺の通う学校の生徒会長。清…

『同じ鍵　を　持っている』のシリーズ最新作です。社会人二年目の春。ちょっとオトナっぽくなったかなと思っているけれど、義母の付き添いで二か月間、京都生活を強いられることになった、主…

それは去年の春ごろ突然のことだった。 帰り道三人組の女子が俺の目の前にやってきた。 誰だと思い前を見てみるとそこには、生徒会女子がいたのだ！！ しかも、俺に告白をしてきた。 そこ…

文芸部に提出した作品です

――余命三年。 悲惨な中学時代を送った、元天才小説家の伽藍航（ときあいわたる）は医者にそう宣告される。病名は『青春欠乏症』。人生に青春要素が不足していると発病する流行り病であった…

――厄。 それは現代における不可視にて不可思議な現象。 厄に魅入られし元吸血鬼――有栖川。 厄を祓う役目を背負う妹――美衣。 厄を祓う役目を背負ったはずの役立たずな主人公――香…

常冬の島ジマーにある不思議屋マドゥカに、春の訪れが遅いある日の夜、不思議な客がやってくる。その客はいきなり言った。「レティア・モリガンのスクラップ・ブックはあるか？」レティア・モ…

自分が自分でなくなる感覚。 それはひどく恐ろしくひどく不安定な感覚。 誰もが似たような体験をしているはず。 「春の魔物」の正体とは。

※登場人物の紹介文を書きました。https://kakuyomu.jp/works/1177354054889474496/episodes/117735405489312869…

　中学二年生の井上千夏は離れ離れになった同級生の中学生、奥山花に恋の告白の手紙を書くことにした。

雪の降る寒い夜、あたしはママに捨てられた。 そんなあたしを拾ってくれたのは、十五歳年上のあたしの叔父さん。 それから六年。中学生になったあたしはビルの屋上にある小さな家で、普通じ…

ある日の朝、電車に乗っていたら、隣に座ったオッサンが涙を浮かべていた。 多分、花粉症。 そんなオッサンに、ひとりの女の子が声をかけた。――同じクラスの白石さんだった。

　僕はある春の日、君と出会った。私はある春の日、いつものバスの中であなたに出会った。

とある大学。理学部有する理学研究館第二棟。その三階に門を構える光の科学研究室。今年度春を迎え、そこに二人の新人学生が配属された。 一人は沢叶夜(さわきょうや)。とにかく騒がしい男…

好奇心から窓の外に出てしまった猫のコジロウは、家への道がわからず迷子になってしまう。カラスに襲われているところを助けてくれたのは、ハチと名乗るどこか風変わりな猫だった。 ハチは人…

【この物語は、読む青春パンクである】 1999年に恐怖の大王はやって来ず、一人の高校生「紀川修」は声優専門学校への入学を決意した。 特にやりたいこともなく「なんとなく声優にな…

睦月は同級生の佐野に呼び出され、同じクラスの立夏のことが好きだから仲良くなるため好きなものを知りたいと言われる。睦月は立夏の好きなものを教え、季節では冬が好きだと教える。 しかし…

高校二年、秋。陸上部の白河咲は自身の中に生まれた焦りに悩んでいた。 人間関係をおざなりにして、陸上だけに打ち込んで来たツケが回ってきたのだ。 その焦りは怪我や周りからの言葉でどう…

僕の通う普通の何の特色もない県立高校に天才が入学してきたのは、一年前の春のことだった―― 芸術の天才である特別な少女と、天才に憧れる少年。 特別すぎて誰も近付けない孤高の少女は…