生徒会三代美少女が陰キャな俺に告白をしてきた

瓢水カケル

第1話 陰キャな俺に三代美少女が告白してきた

俺の事が好きって言ってくれる彼女たちがいる。

彼女たち?って疑問になると思う。

普通なら彼女がいるってなんるはずが、たちとつく。

その二文字は複数をあらわせている。

そう、俺 千堂 匠せんどう たくみは、三人に告白をされていた。

告白されたのは、去年の春ごろだった。

俺は、無事に高校三年生になることができた。

実は、進級できるか少し心配だったのだ。

進級する前は出席日数がたりなくて、何とか補習をして進級できたのだ。

その後始業式が終わりいつものようにどこにもよらず帰ろうとした時だった。

帰り道に女子三人組が俺に前に止まった。

俺の前に止まったので俺はさりげなく右に曲がり何もなかったかのように

普通に歩いた。

その後もまた俺が歩いているときに俺の前に止まり俺の顔を見てくる三人組。

なんだ、俺の前にさっきから止まる奴は、俺はあまり人の顔を見ない人で

最初止まった時は、顔も見ないで右側に止まったが、二回も俺の前に止まったので俺は顔を上げてしっかりと彼女たちを見た時、俺は驚いた。

なぜなら彼女たちはうちの学校の生徒会なのだから。

そう、うちの学校は生徒会が女子だけなのだ。

生徒会の中でも学校三第美少女三人組が俺の目の前にいる。

一人目は、生徒会書記 花咲 澪はなさき みおだ。

俺の一個年下で高校二年生だ。

二年生の中で一番可愛いと言われている。

性格は、とても落ち着きがあって誰にでも優しくしてくれる人らしい。

俺は関わったことも話したこともないからなんとも言えないがみんながよく言っている。

髪型は、肩ぐらいまであって前髪は右側に寄せている。

髪色は、少し茶髪毛だ。

目は、少し細めをしている。

身長は、だいたい一五〇センチぐらいだ。

小柄な感じだ。

重要な胸のサイズはやや小さめだ。

そして次は、生徒会副会長 海沢 加恋うみざわ かれん

学年で、二番目に可愛い女子と言われている。

性格は、とても真面目で、品のある女性だとみんなから言われており。一部の女性たちでは人気がある

もちろん男性もだが。

髪型は、澪より少し短めで黒髪ショートだ。

目は、ツリ目をしている 

身長は、澪よりも身長が高く百五十後半ぐらいだ。

胸は、やや小さめといった感じだ。

そして最後は、生徒会長 滝川 楓たきがわ かえで

高校三年生俺と同じクラスだ。

性格は、元気がよくて運動も勉強もできる人だ。

おまけに学年一の美少女なのだ。

そりゃ、男子からも女子からもそして先生方も滝川 楓は人気なのだ。

髪型は、黒髪ロングで髪を縛っている。

胸は普通より少し大きい。

目は、丸い目をしている。

そして俺 千堂 匠の性格は、とても静かな男だ。

目立たないので友達もいなく、もちろん彼女なんていないのだが。

三日後に生徒会の三人の中で一人だけが俺の彼女になることを俺はまだしるわけもなかった。

もとに戻るが俺の前に止まった三人の生徒会の人たち。

俺なにかしたかな、特に悪い事などしたつもりもないし、した覚えもない。

とりあえず話してみるか。

「あのー、俺に何かようでしょうか?」

俺が質問すると彼女たちは無言のまんま俺の顔を見つめている。

あれ、俺この人たちに話かけたんだけどな。

聞こえなかったのか。

も一回聞いてみよう。

「あのー、すいません俺に何か用でもありますか? 生徒会の三人」

今度はしっかりと生徒会の三人と言った。

しばらく無言だったが、滝川会長が話始めた。

「千堂くん、私たち実は千堂君の事が好きなんだよね!」

俺は、この人は何を言っているのかと思った。

そりゃそうだろう。友達もいなく静かでいつも文学的な小説を読んでいると思いきや

ライトノベルを読んでいる男に告白をしてきているんだ。

しかも、学校の三代美少女たちが。

俺は、驚きのあまり失礼な言い方を言った。「は? 何を言っているんですか? からかっているのであれば他をあたってください」

「僕は、小説を読むのに忙しいので」

僕が思っていないことをつい言ってしまった。

あ、ヤバい、もし、この話が学校中に噂になったら絶対にいじめられる。

僕は、そんなことを考えていたら汗をかき始めた。

彼女たちは、僕の焦っている顔を見て心配そうな顔をしながら滝川会長は言った。

「大丈夫ですか! 千堂君! 熱でもあるんじゃないですか!!」

滝川会長が慌てながら言った。

それを左側にいた、海沢副会長は会長をみて一回ため息をしてから俺に話しかけてきた。

「すいません、突然変なことを言ってしまい。」

「けして悪ふざけで言ったつもりはなかったのです」

海沢副会長は、とても落ち着いていて真剣な目をしていたので嘘ではないだろうと思った。

それに比べてまさか会長はこんなに落ち着きのない人だったとはびっくりした。

その後また、海沢副会長は、会長をみて困った顔をしながら会長に話かけていた。

「会長、あまりみっともない姿を見せないでください」

「千堂君なら大丈夫です 会長が急に言うから驚いただけです」

海沢副会長は、会長に注意をしていた。

会長って変なところもあるんだな。

右側にいるのは一つ下の子か。

人気あるから知っているけど話したとすらない。

いや、この人たちと話したことがない。

俺は後輩を少し見てたら後輩も俺と目が合い僕は目をそらしてしまった。

俺は頭の中で思ってしまったことがあった。

(やべー!! めっちゃ可愛いやん!!)

いつも静かで友達もいなく話すことなんてない人が頭の中ではこんな事を考えている。

僕は後輩の事を考えていた時副会長と会長は話終わった。

そして生徒会三人組は俺の顔をみて代表として会長が説明をした。

なんの説明かと言うとさっきの話だが、俺の事好きだと言った事についてだ。

「千堂君私たちは君の事好きなんだ!!」

「付き合ってくれませんか?!」

会長は元気な声でそして笑顔で言った。

俺は、質問した。

どうして俺みたいな陰キャで友達もいなく本しか読んでいない男にかまうのかと。

「どうして、僕なんですか」

「いい男なんて他にもいるでしょう?ふざけていないなら説目をしてください」

俺が言うと会長が微笑みながら言った。

「私たちはね、君みたいな人が好きなんだ」

「いつも一人で、街にいる高齢者に優しかったりして困った人を助ける君が」

「そしてなにより私たちに興味をもたない君が!!」

「好きなんだ!!」

会長は説目というより俺の好きになった理由を教えてくれた。

いや、なんで俺が高齢者を助けているのをしっているんだよ!

俺は別に会長たちに興味ない訳じゃないのだ。

俺はみんなに言われるのが嫌だったのだ。

俺がもしみんなみたいに会長たちを見るとする。

そうなると『なにお前見ているだよ』 『あんたみたいな人が会長たちをみないで汚れる』

俺は、昔いじめられていたからもう人と関わらないようにしようと思ったんだ。

「会長たちがそう言ってくれてうれしいです、でも俺が会長たちと関わったらみんなんに言われます」

「だからすいま…」

俺が断ろうとしたとき副会長が低温な声で言った。

「千堂君、私たちはあなたがなにか嫌なこと言われたら守わ」

「だって好きな人が悪口とか言われてたら嫌でも飛び出て守るわよ」

副会長がそう言うと俺は泣きそうになった。

とてもやさしくてかっこいい人だと。

副会長に続き会長も言ってくれた。

「加恋の言うとおり!! 私たち生徒会が守るよ!!」

「ね! 澪?」

会長が後輩の花咲が俺の近くにきて俺の手を強く握って言った。

「わ、私も助ける」

俺は感動とともに涙もついにはでてしまった。

これが生徒会、優しくてかっこよくそして美人。

俺は、涙を拭いて笑顔で言った。

「はい! ありがとう!生徒会にみんな! 俺みんなの気持ちを受け入れるよ!」

俺が言うと三人ともうれしそうな顔をした。

でも俺は今思ったことを三人につげる。

「でも、付き合うとしてですけど三人と付き合うのは」

「あとまだみんなの事まだわからないし」

俺がそう言うと三人とも困ってはいなかった。会長は言った。

「そうだね! たしかに三人とは付き合えないし、千堂君も私たちの事わからないと思う」

「だからね、明日から三日間休みじゃない?」

「なので、一人ずつと明日からデートしよ!!」

俺は、驚いた。デートだと?!そんな言葉はラノベ読んでいる時にしか出ない言葉が

今現実で聞いて俺に言った。

「デ、デートだと?!」

「まじで言っているのかよ」

俺が言うと会長は、微笑んで言った。

「ほんとうだよ!!」

「デートしよ!」

「そしたらさ、私たちの事わかるでしょ?」

たしかにわかる一日も一緒にいたらわかるけど。

こんなの誰かに見られたらどうするんだよ!

「でも、誰かに見られたら」

会長は言った。

「大丈夫だよ! 私たちがいるから!」

「どのみち誰かと付き合うわけだしね!」

「たしかに…」

たしかにそうだもう俺は迷わないちゃんと言おう。

変わらなきゃいけない!

「わかったよ! どうするんだ?最初」

俺が言うと三人で輪になって話はじめた。

数秒後じゃんけんをし始めた。

最初に勝った人が最初なんだろう。

そして順番が決まった。

一番最初は、副会長 海沢 加恋

二番目が  書記  花咲 澪

そして最後が 会長 滝沢 楓

「じゃあ、決まったらしいので僕帰ります」

俺がそう言うと 会長が「待って!」

俺は後ろを振り向き「なに?」

「連絡交換しよ! じゃないとわからないでしょ?」

「たしかに」そして初めて連絡交換をした。

その初めての相手が生徒会の三人。

すごいことだと改めて思った。






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