「KACなど」を含む小説

介護施設に入所している祖母が 「だいじなものが入っているんだ」と探している木箱。 わたしは祖母のためにそれを探した―― KAC第三回お題「箱」の作品です。 よろしくお願いします！

梶井基次郎は『桜の樹の下には』の中で、桜の樹の下には××が埋まっているといったが、それをいうなら紅葉の方がふさわしくはないだろうか。

「箱」と言えば、パンドラの箱・・・かなあ、と。（笑

明治中期。 繁華街を外れた処、いまだ江戸後期の佇まいが残る一角。 ふるい長屋で、男と女は、暮らしている。 蓄えもない、部屋も狭い、冬は冷え、夏は蒸された。 すみよい暮らしではな…

【KAC2024第3回お題参加作品】 幼なじみの結と維。結は仲の良さをからかわれてから、維と距離を置いていた。 中学校を卒業する朝、結は維と思い出のある神社に参拝しに行く。

第一王子のもとに、差出人不明の箱が届く。その中身とは。

　迷宮探索にやってきたケインとアイシル。 　最深部の宝箱に辿り着いたところで、盗賊のアイシルがふたりに増えてしまった。魔法性物が彼の姿をコピーしてしまったのだ。 「この宝は本物だ…

　誰もが持ち歩く小さな箱。 　バッグチャームやベルトチェーンに付けて、見える場所に吊るしている人が多い。 　いや、鞄やポケットに入れるのは、抵抗がある人も多いと言った方が良いだろ…

箱の餅に封印された龍を食べた僕

以前❌発表⭕️投稿した「シュレディンガーのＴＳ娘」の改訂版です。 「箱」というお題に触発されて改訂しました。 読んでいただけたら幸いですわ…

「それを受け取ってもらえたら、オジサンは最高に幸せなのだが？」 窓からは潮の匂いがしていた。 瀬戸は10歳も歳の離れた恋人を目の前に、緊張しているのを気づかれないように、そっと…

KAC2024お題「箱」参加作品です。 地球に危機が迫り、人類が滅びようとしています。 さぁ魔法使い、今こそあの魔法の出番だ！

ある老人の、せまい家での独白。

人ってよく分からないモノがあったら、取り合えず自分が知っているモノに関連付けようとしたりしませんか？ これはそんなお話です。 ※少しだけ、作者の別作に関連しています。

切り株の上に忘れられていた箱。動物たちはその箱のことをいろいろと話します。

ひょんなことから茉琳の体に入った茉莉。そんなことに巻き込まれていく翔。そんな1人と1位と1人のお話。 KAC2024　でお題をいただきましので

実家の兄から荷物が届く話です。

黒井はある扉の前で立ち止まっていた。 その扉の上には『夢の館』と書かれていたからだ。 日々の仕事に疲れ切っていた黒井は、その甘美な響きに扉を開き、中に入っていった。