概要
十才離れた彼女にプロポーズするため、オジサンが準備したシチュエーション
「それを受け取ってもらえたら、オジサンは最高に幸せなのだが?」
窓からは潮の匂いがしていた。
瀬戸は10歳も歳の離れた恋人を目の前に、緊張しているのを気づかれないように、そっとポケットから小さな箱を取り出した。
透き通った海と、どこまでも続く真っ白な海岸は空の青に反射して眩しいほどだ。
驚くだろうな…。でも、そんな反応も楽しみたいと思う所が、すでにオジサンなのかもしれない。
どうか、この先もずっと二人でいられますように。
窓からは潮の匂いがしていた。
瀬戸は10歳も歳の離れた恋人を目の前に、緊張しているのを気づかれないように、そっとポケットから小さな箱を取り出した。
透き通った海と、どこまでも続く真っ白な海岸は空の青に反射して眩しいほどだ。
驚くだろうな…。でも、そんな反応も楽しみたいと思う所が、すでにオジサンなのかもしれない。
どうか、この先もずっと二人でいられますように。