「夢 色」を含む小説

ほぼ毎日総天然色の夢を見る。夢の中で旅をする。 うつくしい夢、おそろしい夢、わけのわからない夢。 捨て置くにはあまりに惜しいため、記憶する限りの記録。 ――夢見たらそのうち増…

不思議な迷路に魅入られる、 心を閉ざした空想少女。 現実惑わす世界にて、 その目は何のユメを見る？ メルヘンティックでメランコリック、 誘うリアルとアンリアル。 日陰で夢咲く時を…

なんか実話とか言うとケータイ小説みたいですけど、ホントなんだから仕方ない。 これで区切りを（一応）つけたので、今度から大衆ハッピー物語を書きます。

キング牧師が壮大な夢を語り幾星霜、皮膚の色は単なる個性となり、言語や人種の壁でさえも技術がたやすく乗り越えるようになった。 ２２世紀初頭、人類は幾たびの技術的特異点を迎え、２１…

秦野綾音（はだのあやね）には『糸』が見える。 例えば見えた糸の色が『赤』であれば、その糸で結ばれた二人は『恋仲』にあることを示す。いわゆる『運命の赤い糸』を始めとした、結ばれた者…

趣味は、漫画を描くこと。 五月橋夢瑠は、今日も今日とて漫画を描く。 そこには理想の男性が存在し、理想の物語が広がっていた。しかしそんな理想ばかりを思い描き続けてしまったために、す…

普段の彼は無口で、何をするにしても無駄なくこなすから、彼のことを知るのは難しい。 けれど、書籍の積み重なった部屋の片隅にぽつんとあるピアノを弾くときだけ、彼の感情は私の中に映った…

世界は7つの歌声と共に滅びゆく、その歌声は天使のようであり、終末を告げる音色だ。 そんな終わりを迎える世界で神城太陽《かみしろうずひ》は夢の中で、ベッドの上で桜色の髪の少女………

私たち家族を繋いだのは青という色と何通もの手紙でした。 始まりは今はもう亡き父の手紙。母に向けた最後のラブレターです。それからというもの、私と母は大切なことは手紙で伝えるようにし…

ごく異常な村娘、私ことビビアナは瀕死の男性を拾いました。 介抱のお礼？お金？愛？ そんなもの要りませんから、私の夢の為に性交してください！ ギャグ色も強いですがシリアス色も強い…

西の果て、荒野にたたずむ廃城、沙州関。 落第書生の萬春明は、美貌の青年官吏、王子怜に雇われ、幽鬼の住処と噂される沙州関にたどりつく。 亡国の呪いにとらわれた城で二人が出会ったのは…

夢とはどういう意味だと思いますか？ 寝てる時に見てるもの、将来なりたいもの。 十人十色いろんな夢があります。 ところで近頃では夢女子なんて言葉もありますよね。 好きなキャラク…

夢と恋とを失い、道に迷う青年、護助。それでも、新しい世界に身を置くために、大学卒業後、彼はオーストラリアへと旅立つことを決心する。 ＊週二回、火曜、金曜に更新（曜日が前後する可…

青い色は何処までも僕を冷たく見ている。 手のひらの感情は一体何色なのか…僕はそれを知りたくて夢をみる。

人とは違う髪色、蒼い髪と蒼い瞳の少年、氷月雹霞《ヒョウゲツヒョウカ》は街を放浪していた。やる事もなく孤独に、そんな時、金色の髪の女の子と出会い何かの歯車が動き始めた。 僕はあの…

就職してから三年。退屈な毎日を送っていた青年。昼休みいつもの喫茶店で休憩中に不思議な女性に出会う。彼女に投げかけられた言葉で止まっていた青年の時間が動き出す

少し不思議な話を突っ込んでいく短編集です。童話風味に仕上げたい。 1000~4000文字の短編をちまちま置いていきます。 夕焼け空でも眺めるつもりで、のんびり読んでいただけると幸…

　【心理学ドラマ 第2章(ドラマ編)】 　1年前に負った心の傷を日本で癒している高村 香澄のもとへ、彼女が尊敬するハリソン夫妻から、「ワシントン大学の心理学サークル代理顧問にな…

絢爛たる英雄たちを従え、覇道を目指した闇の王の創国譚。 貴族の次男として生まれた16歳のタオ＝シフルは、幼い頃に見た聖騎士に憧れ、ようやく見習いとなった初の戦場で、残酷な現実を…

　桃園うらら。彼女の変人ぶりは、常人の理解を超えている。 　たとえば、机の上で育てているカイワレ大根。 　たとえば、ロッカーの中のドールハウス。 　たとえば、鞄の中のミドリガメ……