「動物 カクヨムオンリー」を含む小説

西暦2999年07月XX日―― 廃墟と化した瓦礫の街にて。

　――“基獣”とは、人の心に響命力が反応して生まれた、『心の鏡』である（基獣研究第一人者　芦屋清春） 　優秀な基獣の主を多く輩出する中高一貫の「私立九曜学園」。そこに、特例で進…

普段の彼は無口で、何をするにしても無駄なくこなすから、彼のことを知るのは難しい。 けれど、書籍の積み重なった部屋の片隅にぽつんとあるピアノを弾くときだけ、彼の感情は私の中に映った…

動物園にやってきた僕と両親。檻に閉じ込められた動物たち。 起爆装置を押してしまわないように、細心の注意を払う僕。 作中の動物園のモデルの動物園は存在しますが、実際の動物園とは異…

一話完結です。 ⚠誤字脱字があればコメントお願いします⚠

ある夜の事、沢山の人々が暮らす人工島に不思議な霧が立ち込めた。 その霧は視界を遮るだけではなく音や電波も遮断して、島内に住む人々を孤立させた。 そんな不思議な霧に人々が不安がって…

これは、食事を通じて、生きることと向き合う物語── エルフの村で、蝶よ花よと愛でられ育った、苦労知らずの少女『リィル・イートキル』。 そんな彼女が、びっくりする理由で現代に転移…

　人間には感情なんて荷が重すぎた。感情、をつかさどる細胞はじつはそれだけで意思があり制御機能があり統率もできてつまりどういうことかっていうと、感情、っていうのはそれだけでひとつの…

人間へと変化した動物ばかりが暮らす地区、通称『擬人街』 ある夜、擬人街に現れた少女は記憶が混濁していて、自分が何の擬人化なのかも分からないでいた。 不安を抱える少女と、少女を取り…

夫とは二年前に離婚。二人暮しだった息子は病気で亡くした。 若気の至りとはよく言うもので、家庭を顧みず散財に走り、他の男に現を抜かしたバチが当たったのだ。 人生で最大の過ちを犯して…

　滅亡の危機を迎えているサイバー世界。召喚された高梨紗子は、サポーター（愛玩動物？）となったウサギ型のアクアと共に、いつしか紗子は、この世界の最強となる。 　これは、サイバー的…

　再連載を始めました。 　その昔、創造主の女神が命を分け与えて生み出したと言われる様々な霊獣達。旅をしながらその霊獣達と触れ合い、絆を結んで灯(ともしび)をランプに集めるマナと…

シェパードのジョン（3歳）はある日国会中継を見て国会議員を志す。当然犬が選挙に出たことはなく多少の混乱はあったものの当選してしまう？！　犬は戸籍がないから選挙に出れない？細かいこ…

ある日、なんの前触れもなく、人は動物と言葉を交わすことができるようになってしまった。 カフカというカラスの友だちがいる私にとって、それはとても嬉しいことだったが、多くの人はそう考…

『カクヨムプライベートコンテスト』のもふもふ部門用に書いていたけどリアルが忙しくて間に合わなかった作品。 とりあえず書けてたところまで。 たまたま2000文字以下縛りの自主企画…

「ごーまちゃん。ごまちゃん、ごまちゃん」 「へえ、お名前が分かるんだ！」 「じゅるるるる」 だらだら書いても仕方がないので、短めになっております。 ☆主な登場動物と人物 互…

短編です。５分で読み終わります。

強くも賢くもない、ごく普通の高校生だった俺。 そんな俺の、たった一つの才能が、俺を不思議な世界に呼び寄せた。

剥製や皮を扱う不浄の者として、町人に嫌われ町はずれの丘の上の屋敷に住む職人家系の17代目当主、革城貴臣は美しいモノをこよなく愛し、生きた人間が嫌いな変わり者。 動物剥製の技術も…