「そんなもの」を含む小説

科学の代わりに「魔術」が発展し、当たり前のように「魔女」が存在する世界。 師匠から厳しい修行を受け、魔女達は各国で公務員として様々な業務に就き、甲斐甲斐しく働いては人々の尊敬を…

オードリーは『漫画ロマンスの魔法』に転生した。彼女は3巻で死んでしまう王子の護衛騎士、ルークを守る為、魔法を極め学園に入学する。けれども彼の身を案じ過ぎて、ルークに王子の狂信者の…

主人公のアレクは、ビーストテイマーとして王国に仕えてきた。 彼の仕事は王国魔獣の管理や調教をする事、だが「獣の世話なんて誰でもできる！」という理由で突然国王にクビを言い渡される…

僕はある少女に会うため学園の屋上へと続く階段を登っている。 　一段一段登るごとに色んな感情が交差する。 　相手は宗教教祖の娘、しかも其の習わしに汚染されてきた少女だ。 　彼女は言…

聖女と聞いて、皆さんはなにを想像しますか？ 無垢で純粋な癒し手によるのんびり飯テロモフモフ物語？ 転生者による追放からの逆転ザマアとのんびり飯テロモフモフ物語？ あるいは、勇者…

今日も又虐められる。こんな世界腐ってる。何度このバカみたいな一日を繰り返すのか。そんな事を思い絶望していた。そんな青年の裏の正体。それは善か悪か。そんなものなかった。

わたしは手品師であることに優越感を感じ、同時に劣等感も感じている。マジシャンは特別な仕事。わたしにしかできない仕事。そう思い込んでいる。と、同時にこの職業は河原乞食のように水物で…

強奪、魅力、毒、模倣、狂信、悪事に使われるスキルはとても多い。 隠していれば、バレた時の言い訳を、誰も信じない事だってある。風評被害とはそんなもの、悪くなくても、周りが悪と言えば…

通学路に奇妙な生き物がいるという。なめくじににているけれど、なめくじではなく、透明で中に液体が入って黒い目を持つ謎の生き物。 小学6年生の美月もそれを目撃したことがある。けれども…

こいつはきっと俺のことが嫌いだ。 コウに対する第一印象は、彼の性格だとかそんなものではなく、そんな漠然とした予感から始まった。 俺は20歳、コウは17歳だった。俺たちの出会い…

10年前、とある天才少女によって創り出された「生体融合金属・ATENA」、「思考補助システム・HESTIA」、「生体電気信号変換システム・ARTEMIS」。 そしてそれらを組み合…

私の兄、新藤マコトはグローバル企業の天才経営者だった。 コンビニに行くときに大型のトラックに轢かれるという、どこかのライトノベルのテンプレのような方法で短い生涯を終えた。だが、…

皇春陽《すめらぎはるひ》には愛した女性がいた。 彼女は無邪気でお人好しで馬鹿で傷付きやすくて脆くて儚い存在だった。 彼女は誰もが羨む人気者ではなかった。 寧ろその逆だった。 …

「ティル、俺と婚約を破棄してくれ。ライラと婚約を進めたい」。学園の終わりの日、ダ―ム王子は婚約者である私にそう告げた。横にいるのは薄っすら笑いを浮かべた男爵令嬢。裏切りに、婚約破…

先輩が泣く理由を聞くものの、何だか理由が壮大だ。えっ、本屋ってそんなものだったか？　新人バイトは家に帰れるのか？

作者のつまらない？いや、よく分からん日常を書いていきます。 まぁ、私的にはただのネタ帳って感じですね いつもある周りのネタを集めるーみたいな？ うん、たぶんそんなもの。 なんのス…

昭和の暮らし、家族、ごはん。そんなものを書いてみました。 一部会話が山形県南部・西置賜弁ですが共通語字幕を入れたから大丈夫(のはず)　 筆者がご近所や祖父母、両親、見聞きしたお料…

ただ思いついて書いたものの詰め合わせ。 未完のまま途中で終わるもの多数あり。 突然、消えることもあります。 地雷があることも……。 それでもよければ、どうぞお楽しみください。…

コンビニでホットコーヒーと一緒に春を買った。 ▢第三十三回文学フリマ東京短編集『雨と音』掲載作品

人はひとりひとり、ある可能性の芽を持って、生まれてくる。 そしてそれは6歳になったとき例外なく芽吹くという。 その可能性の名は魔術。 人の数だけ魔術は存在しある意味それは人が人で…