「信じて」を含む小説

青木ひなた（日本画家・30歳）。 １５年前、高等学校の入学式の日に出会った春野陽太（現在高校教師・30歳）に恋をした。 お互い男で性格は真逆もいいとこで、しかもあんな根暗そうで卑…

　その昔、まだ人々が動物の祟りや山の神様などを本当に信じていた頃の事、ある山外れの村に一組の老夫婦が住んでおりました。二人は貧しく、決して贅沢をする事は出来ませんでしたが、それで…

文字には計り知れない力がある。 だからこそ、文字を信じて、思った事を書いてみたいと思う。

日本は、ストレス社会から抜け出すことが不可能な程に疲弊していた。 そんな中、ガジェット特集で最新デバイスの発売が発表される。 自己暗示デバイス『リフレイン』。 耳から脳波をコ…

幼馴染を家族のように愛する主人公、市村哲也 妹を自らのせいで死なせたと自らを責め続ける幼馴染、安富美殊 東京から帰ってきた万能生徒会役員　土方主税 最近噂となっている高校生降霊術…

山の中に置き去りにされた小犬は、飼い主が迎えに来ることを信じたまま、息絶えました。 春が来て、大きな木の一枚の葉に生まれ変わっても、まだ、小犬は飼い主が迎えに来てくれると信じ続…

「夏の恋は秋に終わる」――よく耳にするフレーズですが、今回はそんなフレーズを使った掌編を書いてみました。久しぶりの「詩的小説」です。変化球ばかりだと直球の投げ方を忘れちゃいそうな…

あの言葉が、もっと何も疑わずに、 信じ続けられるような言葉だったなら、私は。

異世界に召喚され勇者となるもの。 そして村人から、落ちこぼれから成り上がるもの。 全ては神の御導き。 そう言われると、信じる人はどれだけいるだろうか。 その答えは、0.0003%…

突如として目の前の空間が割れ、半裸の金髪碧眼美少女がモーゼが如く颯爽と登場し、異世界へ行って少子化問題を解決して下さいと、具体的な説明も無しに連れて行かれるーーなんて、誰が信じる…

この小説は、“戦国炎舞” というスマホゲームを題材にしています。 戦国炎舞とは最大20名で構成される “連合” には、盟主、盟主補佐、軍師という役職が置かれ、“敵中突破” とい…

　八月半ば、お盆の季節となると、仏壇や玄関先に精霊馬と呼ばれるナスやキュウリで作った牛馬を飾る伝統がある。 　それは亡くなったご先祖様達があの世とこの世を行き来するための乗り物で…

　大西洋上に突如現れた謎の大陸・アトランティス。 　その大陸には魔法があり、この世界とは違う人の営みがあった。 　外交官の父を持つ西条渉は移住を強制され、妹と共にそのアトランテ…

この物語は一話完結方式のギャグだ。わかりやすくいうと「こち亀」や「ちびまるこ」方式だ。肩の力を抜いて楽しんでくれると幸いだな。 連載開始当初は『グレーターデーモンな我輩が地球に…

　ふとしたことから異世界を行き来することができるようになった少年、仁成。向こうの世界では、誰もが己の才能を神託という形で知ることができる。仁成もまた、己の才能を告知された。その才…

記憶喪失の青年ユークリッドは、見知らぬ部屋で目を覚ます。 姿の見えない観測者ダリアは、彼との出会いを信じて語り掛ける。 青年の記憶を取り戻すべく、聳える記憶の塔に挑む二人は、果た…

病院で入院している彼女『ユウキ』は、ある病状を抱えていた。 それは、短期的な記憶障害。 記憶に欠落を抱える彼女は、他人を受け容れられずにいた。 唯一の例外が残された記憶に映った彼…

勇者に憧れ、勇者を目指して育った少年・フィオン。けれどフィオンは勇者になることはなかった。それでも憧れを諦められなかったフィオンは、冒険者として魔物から人々を守るため、武器を手に…

「ねぇ、駿くんは幽霊って信じてる？」 この幼馴染の夢花の言葉をきっかけに、僕と夢花は『あの日』の罪と、死というものに向き合うことになる。

何を信じて歩けばいいの。 朝顔も、教師も、みんな私を裏切った。 夏の終わりの、少しさみしいお話。 原稿用紙2枚程度の短編なので、気軽に読んでください！