蒼天外伝 〜と或る軍師達の飛翔

遊木風(ゆきかぜ)

第1話 始まりの日(上京)


 油断するとからだが沈み込んで埋まってしまいそうになる本革のソファが鎮座ちんざし、バックグラウンドでは70年代〜80年代のメロウなAORやSoul、Jazz、bossa nova等の曲が流れている。ミュージックカフェという形容が相応しいシックなこの店で2人の男達が小一時間ほど話し込んでいる。


 東京メトロ 門前仲町駅の6番出口から徒歩5分位の場所にあるこの店は「Café bar Gin and Lime(カフェバー ジンアンドライム)」という。


 この店は小粋こいきでお洒落な空間でありながらも、そこはかとない懐かしさや暖かい雰囲気をかもし出していた。それは青山や麻布十番辺りのハイソサエティな街ではなく門前仲町という下町の息吹いぶきや体温が反映しているからだろうか。


 この店で話し込んでいる2人の男達「デイリンとトンチ」が関西から上京後初めて一緒に入った店だ。以来気に入って行きつけにしている。


 一度試しに食べたガレットはイマイチだったが、マスターが入れるマンデリンコーヒーと濃厚なチョコムースが絶品だ。

 但し少し高めのプライスが引っかかっていた。田舎なら350円だったコーヒーが、この店では490円。チョコムースは620円もする。


 しかしこれだけコンフォートな空間は中々見つからないので、2人はむ無く許容きょようすることにした。

 新天地での飛翔ひしょうを夢見る2人にとって、さしずめ橋頭堡きょうとうほといったところだろう。

 デイリンとトンチが初めて馴染なじんだ「TOKYO」がそこにあり、ろくに知り合いも居ない街で唯一ほっと出来る場所であった。


“デイリン” “トンチ” という名は、“戦国炎舞せんごくえんぶ” というスマホゲームにけるユーザーネームである。


 戦国炎舞は最大20名のプレイヤーで構成される “連合” がおよそ30分間の “合戦” で他グループと戦い勝利を目指すゲームである。

 連合には リーダーである“盟主めいしゅ” と “盟主補佐”、及び “軍師ぐんし” と呼ばれる3役が連合運営の軸を担い、合戦の勝利、ひいては強い連合の構築に向けて日々弛たゆまない努力を続けている。


 各連合は合戦の勝率に応じてS階級からD階級に至る5階級にカテゴライズされ、それぞれの階級の中でしのぎを削っているのだ。


 合戦では最大5名の “前衛ぜんえい” と呼ばれるアタッカーが敵前衛に対する攻撃を担い、残りのプレイヤーが “後衛こうえい” としてと呼ばれる後方支援(自前衛の能力上げ、敵前衛の能力下げ、攻撃)をしながら、多様性に満ちたスキル・奥義を駆使して戦いを勝利に導いて行く。


 前衛スキル “敵中突破てきちゅうとっぱ” は、攻撃者の残り体力HPが低いほど攻撃ダメージを高める。戦国炎舞の前衛が使用する代表的なファイナルショットのひとつである。

 だが、最適な形で敵に当てるにはタイミングと一定の技術がいる。

 しかし、最高の局面で完璧にヒットさせれば劣勢の渦から這い上がる糸口と成り得る最強の攻撃スキルと云える。


 同じ前衛スキルの“勇猛果敢ゆうもうかかん” は、逆に体力が高いほど威力が増す。

 敵中突破に似た特性を持つ強力な攻撃スキルだ。


 計略スキル “愛宕あたご断罪たんざい” は敵前衛全体にダメージを与えるスキルである。

 これは敵前衛を退却させた回数に応じて威力が増していく。


 後衛スキル “意気軒昂いきけんこう” は味方プレイヤー全体の能力を上げ、“豊楽ほうらく” はプレイヤー単体の全能力を上げる。

怒号どごう” は敵前衛単体の能力を下げる。


 奥義 “確固不動かっこふどう” は敵から受ける応援(下げスキル)の効果を減殺し、“びの心” は、“補助スキル” の発動率をいちじるしく高める。

 奥義は戦況を左右する極めて重要な戦術ツールであり、この選択の如何いかんで勝負が決する場合も多い。


 これらのスキル・奥義にはLV(レベル)に応じて威力、効果、奥義発動迄の待機時間・効果時間などが可変かへんする。デフォルト設定では最高LV20がレベルアップの限界あるが、“技能石ぎのうせき数珠じゅず” と “勾玉まがたま” という特別なアイテムをもちいて最高LV30迄の高めることが出来る。


“数珠” というアイテムは大変貴重で、戦国炎舞内で行われるイベントなどを通して入手出来るのだが、まとめていっぺんに入手するのは不可能である。それゆえにその貴重なアイテムの使い所は、プレイヤーにとって悩ましいポイントのひとつであった。


“補助スキル” は攻撃・応援スキルの効果を高めるための効果を発揮する。如何いかに有効な“補助スキル” を数多くセットしているかが、強いプレイヤーになるためのひとつのきもである。


 しかしこれらのスキルや奥義は、その時々のトレンドにより主流が変化していく。

 昨日までの主流奥義が新奥義の登場した瞬間、過去の遺物となることも頻繁だ。

 それゆえ、連合3役は最新の有効なスキルを保有しているプレイヤーの確保にいそしむのである。


 強い連合は“個たるプレイヤー” の集合体であり、個の強さが連合の強さに反映することは否めない。そのため、連合をひきいる “盟主めいしゅ” の求心力やマネジメント力、盟主補佐の周旋力しゅうせんりょくによって、強くそしてアクティブなメンバーをどれだけ多くスカウトして戦う態勢を整えられるかが肝要なのである。


 そしてこのゲームにいて、戦いの趨勢すうせいを左右する決定的要素は何かと問われれば多くのプレイヤーがこう答えるだろう。


 それは “軍師” である……と。


 軍師は戦いの定石じょうせきをマスターし、時には創造的な奇策を用いるなどの工夫を凝らす。

 合戦のプレイヤー参戦が少ない場合には使える奥義の幅が制限されてしまう。その中で如何に勝ちにつなげるかという思考を戦いの最中に繰り返し、なんとか突破口を見出し勝ちに繋げてゆかなければならない。


 その意味では、むしろ劣勢れっせいに置かれている時こそ軍師の力量を問われる局面であり、そこに真価があらわれるとも言える。


 そんな軍師に憧憬どうけいを抱いているのがトンチであった。

 どう考えても敗けが固いと思われた合戦で、と或る軍師の見事な差配と統率により勝ちを拾ったところを見たことがきっかけで憧れを抱くようになった。

 トンチにはその軍師が “妖術ようじゅつを使う魔術士” に見えた。戦いの後で連合メンバー達から賞賛を受けている“その軍師”が今でも記憶に残っている。


 関西に居た時は派遣会社に籍を置いていた。新卒で入った会社にやり甲斐を見出せず退職して以来だ。3カ月毎の更新の度に「今回も大丈夫かな」と毎回不安がよぎった。

「その内自分に合う場所が見つかる」という漠然とした想いがトンチを支えていた。

 自分に合う場所が仕事なのか所なのかコミュニティなのか明確な答えは無かったが、不完全燃焼状態で悶々もんもんとしていたトンチに取っては自分を慰める のような言葉だった。


 もう1つトンチを支える要素があった。それが戦国炎舞だったのだ。

 高校時代の部活動の延長のような感覚がトンチにはあった。高校時代にやっていたバスケ部では最期までスタメンには入れなかったが楽しかった。

 大学では学食で知り合いを探して他愛もない話をした後はバイトの喫茶店に向かう。その繰り返しで後には虚しさしか残っていない。それがトンチにとっては後悔だった。


 高校時代の部活ような楽しげな感覚を取り戻し、そして自分に合う仕事も探したい。

 派遣社員で貯めた幾許いくばくかのたくわえを元にトンチは思い切って上京した。

“リアル(現実社会)” と“サイバー(戦国炎舞)” の両方で自分の “居場所” を見つけるために……


 トンチと似たようなな想いを抱いていたデイリンとトンチは戦国炎舞を通じて意気投合して、今般共に上京するに至ったのだ。

 くして2人は「Café bar Gin and Lime」を拠点として定め、東京での戦いの狼煙のろしを上げた。


 デイリン・トンチの2人は、Café bar Gin and Limeの事を略して「迅雷じんらい」 、マスターは「盟主」、ウェイター達を「前衛」、厨房にいる連中を「後衛」、ランチタイムを「攻城戦こうじょうせん」、定休日を「メンテ日」と呼びふざけ合っている。


 およそ1ヶ月半前に着の身着のままで奈良から上京してきたそのデイリンが相方のトンチに尋ねた。

 

「トンちゃん、仕事と連合決まったん?」


「デイさん、さすがにまだですわ。せやけど連合は雲外蒼天うんがいそうてんいう所にしよか思うてるんです」


「盟主がめっちゃ “ちょけて” て何でもOKらしいんですわ。 “しばり” が無いのがええですわ。

 仕事は神田神保町の「さぼうら」っちゅう喫茶店に面接に行ってきたんやけど、なんや大変そうでしたわ。よう繁盛してはってめっさ忙しそうでしたわ、僕そういうの好っきゃけど。地元でも喫茶店で働いとったし、ネットで見たらええ感じの店やったんで駄目元で面接受けたんですけど。結果は来週なんやけど多分イケる思うてます」


 人の良さがにじみ出している目元をほころばせながら、細身で関西訛りの強いトンチが弾むような調子で返した。

 トンチは3週間程前にデイリンの後を追う格好で上京してきたのだった。


「雲外蒼天⁈ 聞いたことあらへんな。アンドリューと比べてどうなん?」


 デイリンがコーヒーカップをソーサーに戻しつつ尋ねた。


「デイさん、正気ですか? 比べるのは論外ですよ。せやけど僕は雲外で軍師になるつもりです。あそこなら簡単に軍師に任命してくれるかもしれまへん。軍師になるつもりで仕事辞めて東京くんだりまで来たんですから。でも、いつかはアンドリューに移籍するつもりですわ」


 トンチは不敵な微笑を浮かべながら返した。炎舞におけるトンチの総戦力は79万、LV113で未だ大合戦に参加した経験はない。後衛スキルの豊楽ほうらくの事を先月末まで幸楽こうらくと勘違いしていた。渡る世間は鬼ばかりファンである事による弊害へいがいなのかもしれない。


“アンドリュー(Andrew)” とは戦国炎舞のスタープレイヤー “ichi” 氏が率いる超名門連合である。戦国炎舞に君臨する覇者キングであり、トッププレイヤーがひしめく上位陣の中に於いて、圧倒的できらびやかな光彩を放っていた。


 上位陣の中には総戦力400万超、LV450の最高水準に到達しているトッププレイヤーが多数存在していることを考えれば、トンチの勘違い振りがはなはだしいものであることがうかがえるだろう。


「じゃ俺もそこにすっかな。当てにしてた “LOOPER(ルーパー)”が解散したんだ。とりあえず今いる倉庫会社で食いつなぎながらそこで後衛やるわ」


 残ったコーヒーを飲み干しながらデイリンはトンチに返した。


「ほんなら決まりやね」


 そろそろヒンジ調整が必要な10年来使い込んでいるzippoでメンソールのLARKに火を点けながらトンチが笑みを返した。


 そこに「迅雷の紅一点」である紗紅羅さくらという前衛が空いたグラスに水を注ぎにやった来た。


 この前衛をトンチは気に入ってよく話しかけている。2年前に九州から出てきた彼女はカメラマンの勉強の為に東京に出てきたが今は別の目的探しに明け暮れている。


 決してカメラマンになる事を諦めたわけではない。しかしながら2年の月日によって「現実」という名の勢力が着実に拡大成長している事を見て見ぬ振り出来なくなってきたのだ。


 彼女もまた炎舞民えんぶみんの1人だった。些細ささいな事でメンバーといさかいになり当時の所属連合を飛び出して以来、1人連合をつらぬいている。メンバーとの関わり合いの中で生じる軋轢あつれきにより再び傷つきたくない想いからの決断だった。

 しかし本当はとても淋しがり屋でナイーブな彼女は居心地の良い連合を心の底から求めていた。このジレンマに身を置いてかれこれ3ヶ月が経過していた。


「紗紅羅ちゃん、あの窓側のソファに沈み込んで寝そべりながらラッコみたいにスマホ叩いてる人いるでしょ? 表のトライアンフはあの人のバイク?」


 なんとか紗紅羅と話すキッカケが欲しいトンチが話しかけた。


「そう。なんかハーレーよりも好きだって前にマスターと話してるのを聞いたことあるよ。でもよく故障するらしいわよ。ガスタンクにコーギーのシールを貼ってるからすぐあの人のバイクだって分かるの。帰りに見てみて。ほとんどど置きっぱなしなの」


 右手の中指・薬指・親指を集合させ “犬らしき” ジェスチャーをしながら悪戯いたずっぽい笑顔で紗紅羅が返した。


「運河?…雲外…⁈ なんていったかな…ウンなんとかの盟主で雪風ゆきかぜさんって人。この近くをウエルッシュコーギーを連れてよく散歩してるわ。この前も指を噛まれてコンボが稼げないとかなんとか言ってた。自分が好きな音楽をしょっちゅうリクエストしてくるから結構面倒臭いのよ。蒼天スポーツっていう新聞社で働いてるらしいけどよくは知らない。謎」


 再び悪戯いたずらっぽい表情を浮かべるや否や、新しく入ったきた客のオーダーを取るためにせわしなく離れていった。


「デイさん、あの人もしかして雲外蒼天の盟主とちゃいます? めっさ偶然ですやん。僕、連合入れてもらえんか聞いてきますわ。しかしなんですのんあの格好。貝を必死に割ってるラッコですやん。剣イベやっとるんですかね」


 林間学校で初めてカブトムシを見たのように眼を爛々らんらんと輝かせながら興奮気味に声を上げた。


「任せるわ……」


 好きにすればいいさという意味にも取れる言い方でデイリンが答えた。正直、雲外ナントカでなくても構わないという想いもあったし、今、初めて会った見知らぬ男に挨拶しなきゃいけない事が面倒臭かったからだ。


 デイリンの言葉を聞くや否やトンチは雪風のもとへ駆け足で近づいて行った。


「雲外蒼天の雪風さんですか?」


 恐る恐るだが出来るだけいぶかしく思われないように気をつかい、作り笑顔を見せながらトンチが尋ねた。


「そうだけど…君は?」


 殊更ことさらに警戒するわけでもなく事もなげに雪風は答えた。テーブルの上にはワイルドターキーのボトルとショットグラス、ソルトピーナッツが載っている。ボトルには、サインペンで「タヌキLV30」と書かれたタグがかかっている。


「僕、トンチといいます。不躾ぶしつけですんません。自分も一応炎舞民えんぶみんなんです。枠があったら雪風さんの連合にいれてもらえませんか? 僕とあそこの観葉植物の横の席に座ってるボーダーシャツのツレも一緒にお願いしたいです!」


 緊張感のせいで若干早口でまくし立てるような言い方をしたことをトンチは少し後悔したが、この機会を逃すまいとして滔々とうとうと話した。


「構わないけど… 前? 後ろ? 奥義何持ってる? あと、雪でいいよ…」


「後衛です。一夜城30、籠城策30、助太刀27です」 上京する前にありったけの数珠と勾玉を突っ込んだ奥義名を少し誇らしげに伝えた。


 雪風は思案顔で手元のショットグラスを振り子のように左右に数回揺らせた後、琥珀色こはくいろの液体をショットガンスタイルの如し飲み方で一気に流し込んだ。

そしてグラスをゆっくりとテーブルに戻しようやく捻り出した言葉をワンテンポ置いて溜息ためいき混じりで吐き出した……


「マジか……」


 今、Gin and Lime店内に存する全ての絶望と困惑、不安、焦燥等を後悔というひもでグルグル巻きにして固めたら出来上がるだろう言葉の威力をトンチは全く認識していなかった。また、その無認識が雪風の表情を一層曇らせた。


 一夜城や籠城策と呼ばれる奥義はトレンドから大きく離れたダメ奥義であり、今やデッキにセットしているプレイヤーは殆ど居ないだろうと言われている奥義だ。

 その “殆ど居ないだろう” が目の前にたたずみ、あまつさえ貴重な “数珠” を浪費したと得意気とくいげに語るこの男が自らが率いる連合に入りたいと意思表示している姿を見て雪風は困惑した。


「参戦率4…マストね…」


 そう言うや否やおもむろに立ち上がり、「盟主」に向けて左手を軽く挙げてからこの耐え難い「混沌の渦」から逃れていった。


 残されたトンチは、雪風から浴びせ掛けられたラストワードに込められた謎かけが解けずに呆然ぼうぜんと立ち尽くした。

トンチが振り返ると「お気に入りの前衛」が両手を広げ肩をすくめながら首を傾げているのが見えた。


 合戦は、1日に12時、19時、22時の3戦しかない。つまり参戦率の最高率は “3” のはずである。


 店を辞した雪風は「一夜城を30にする男」との出会いに困惑と落胆らくたんを覚え反射的に店を出てしまったが、後で「面白いかもな…」と思い返して仲間にする事を心の中で容認した。


 く言う雪風も通称タヌキと言われる奥義 “ 千変万化せんぺんばんか ” というダメ奥義をLV30にしており、メンバーからひそかに「あり得ない」との評価を受けていたのだ。


 万年B階級の雲外蒼天が上昇気流に乗るのはまだまだ先の事だが、この日の邂逅かいこう(思いがけない巡り会い)が、雲外蒼天やデイリン、トンチにとって次のステージに昇る “始まりの日” になった事は紛れも無い事実であった。


 デイリンは、トンチと雪風が何を話しているかはさっぱり分からなかったが、2杯目のコーヒーをすすりながら事態を静かに見守っていた。

 そして微妙な雰囲気を感じ取り独り言ちた。


「駄目か……」


「始まりの日」が訪れた事を現時点で認識出来ていないデイリンは少し落胆していた。

 これまでの人生で思い通りに上手くいったことはあまりない。

と諦めの独語を溜息ためいきと共に漏らした。


 しかし彼の想いとは裏腹に、デイリンとトンチ、そして雲外蒼天を主役にした舞台の緞帳どんちょうはゆっくりと着実に上がり始めていた。


 デイリンとトンチの挑戦と成長の軌跡きせきの第一歩が踏み出された事を祝福するかのように、Gin and Limeの小さなステンドグラス窓を透して注がれている一筋ひとすじあざやかな光彩こうさいがデイリンの横顔を優しく照らし輝かせていた。


 それはまるで舞台公演の主役に浴びせられた華やかなスポットライトの様でもあった……

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