「いや当たるし」を含む小説

ピアノ発表会のリハーサルに訪れた寺西は、友人で出演者の梶川が来ておらず連絡も取れないことを知らされる。 カクヨム3周年記念選手権 KAC6 『最後の3分間』参加作品。 *補…

バカというものはどこにでもいる。 それは楽しくバカ騒ぎをするような男子高校生だったり、好きな人にまっすぐぶち当たる野郎だったり。 そして、俺の近くにも同じようなバカがいて、こんな…

【神様シリーズ２】 企画参加作。 お題は「紙とペンと○○」 究彦（さたひこ）が欠けた石像を直すと御礼をしに白いもふもふが住み着いた。 毎日３つだけ質問に答えてくれる白いもふも…

【完結しました！】 就活で訪れた田舎は、実は最先端魔法都市だった！？ 美少女の姿をもつ不思議なノートと、不器用大学生の出会いで始まる＜文字と魔法の現代ファンタジー＞ 生まれつ…

地球上にある様々なモノが光に当たると必ずできるもの、影。 影はいつでもどこでも、光がある所には影が当然のように存在する。 そんな影たちは、実は職業としてこの世に存在している事…

舞台の日付は２月１４日。ご存知バレンタインデー。 ３６５日の中で色恋事にスポットが当たるはずのこの日に異変が起きる。 『チョコを渡すイベント』が『チョコを死守するミッショ…

透明の耐熱カップの中で、ベトナムコーヒーが抽出されてゆく。 「コーヒーが落ちきるまでに、決めて」 遠距離恋愛中のほとんど会えない先輩か、近くで寄り添ってくれる今里くんか。 １杯の…

壁の中の人々の短篇集。内容的には外伝に当たるので熟読して頂くと本編の理解がより深まる構成にはします。 しかし基本的には本編と絡みはないと思われます。気が向いたらの随時更新します。

郷に豹がでた。 立派な大きな豹である。真っ黒な身体は陽に当たると透かし彫りのようにして斑らが浮かび上がる。恐ろしさはともかくとして、それは美しい豹である。

添木卓也はエアホッケーの虜となるも、数々の大会に出ては敗北を喫していた。 そこに突如一つ上の先輩の時雨崎麻衣と出会った。 「私と世界の頂点を獲りませんか？」 練習場所は校内の…

　勇者と魔王は、7日間にも及ぶ死闘を繰り広げ、同時に力尽きる。 　共に魔法やアイテムを使ってもHPもMPも回復しないくらい、深いダメージを負っていた。 　人々は魔王にとど…

　ある所に宿屋があった。屋号は「縁」と刻まれていた。紅葉の頃は食事処としても解放している。 　粋な女将さんが切り盛りしている宿屋だ。

極悪人はすべて無抵抗です。 なので、思う存分に黒いストレスをぶつけましょう！ 相手は極悪人、遠慮することはありません！ ↓前回の投稿↓ 『イモウトレジャーハンターの高すぎる…

「通学路には、誰にも知られることのない秘密があるんじゃ」 高校入学一ヶ月前に亡くなったじいちゃんが残した言葉。その真意を探し続けていた秋山大輔は、高校二年の九月になっても答えを…

かつては右を見ても左を見ても、犬も歩けば異世界に当たる。 そんな一大ムーブメントの異世界転生だったが 今や誰も異世界に行かなくなりすぎて困ってます！！ ↓前回の投稿↓ 『う…

自作「愛合傘」のスピンオフに当たる短編です

（とある賞の三次選考まで残ってくれた作品です） 今ではないいつか、ここではないどこか。 唯一神を名乗る天帝が統べる帝都にて、無差別に人を殺める殺人鬼が現れる。 巻き毛の少年、…

三十歳まであとわずか……。 容姿はそこそこ、仕事もまずまず、なのに男運がない。 結婚できない私の前に現れた男は、見かけ最高・中身最低の、しかも、妻子持ちだった。 節目年齢の…