「少年→少年」を含む小説

読んだ書物の内容を忘れないことから「知識の姫」の名で呼ばれる男装の王女と、“賛美”の称号を賜り塔へと派遣された少年騎士のお話。

　魍魎である清流（せいりゅう）にはある日課があった。それは、夜明け前に人里に下りて、一人の人間の女性に会いに行くこと。 　女性はいつも蔵に閉じ込められていた。 　外にほとんど出た…

少年の人生の歩みを眺める小説

僕の隣にはいつも幼馴染に朱里がいた。僕がここに記すのは、例え僕がこの世からいなくなっても、朱里がいたという、足跡を残す為のその追憶の話。

ただただ気に入らない。 どうせ誰も聞いちゃあいない。 言ってしまえば良いんだ。どうせ格好なんかつきゃしないんだから。 （日常系の短編。古い家と靴と少年と感情。少し梅雨のイメージで…

和風ファンタジー怪異譚。 少年主人公。本家の長男坊が、ゆるっと怪異を鎮めたりなんしたり。 先の「もののけさうし」よりは、ほのぼのしているもよう。 こちら単品でも話はわかるけど、先…

企画　雨蕗空何様の企画に参加の短編です。 「同じ文末で物語を〆る企画」 物語のラストを「びっくりするほど不味かった。」で〆た物語です。 お楽しみいただけると嬉しいです。

辺境の地、森の中に火の神を信仰する『聖医堂』。神官とは剣を手にする戦士であり、妖精から聖医堂を守る守護者のことでもあった。 神官見習いのジェシカは、太陽の器として育てられた十二…

「思う存分、楽しんで来なさい。何が起こっていようと悲観することはありません。あなたは『備え』ではあるが、何人も漏れず救い出す救世主などではない。ただ、■■■を目指すのです」 　…

有名な童話でお馴染みの登場人物達が暮らす世界に、突如現れた黒い男。 彼の正体は何なのか…？ 指輪に選ばれてしまった少年赤ずきんの、愛しい恐怖に塗れた物語。 ※この作品は、…

高校生の氏之圭佑(しのけいすけ)は登校中にトラックの衝突事故に あい、亡くなってしまう。 そんな圭佑は目を覚ますと魔法の発達した異世界にカルムという赤子に生まれ変わっていた。 異…

小国サーシェルは魔王国に恭順を誓う。 その証として、王家の血筋を差し出すことを約束し、 その生贄ともいえる役に任命されたのは、庶子の第６王子だった。 そして、魔王領に向かう15名…

今回は応募しないつもりでしたが100選に惹かれて応募。 やってみないと分からない。 夕日隠少年哀歌集からの抜粋になります。

少年愛が禁じられた時代―― 才能あふれる若者ルカは、少年愛者であることにコンプレックスを抱いていた。 だが己の感情と向き合ううちに、少年愛者であることをポジティブに考えるようにな…

僕らが自由になれる夜と朝の間で、君はずっと手紙を書いていた。星がまだ残っている空の下で手紙を書いている君が僕は好きだった。本当は、手紙なんか書いていなくても僕は君が好きだったのに…

これは、「世界」から見放された過酷な土地で生きる人々の絶望と希望の物語。 犯罪を犯して統合都市から《外》へ追放された少年サキトを待ち受けていたのは、過酷な現実と未知の世界。そこ…

某ヘッセの小説のアナザーストーリー的な 初の短編なのでアドバイスやご指摘等いただけたらと思います

空中線がたくさん飛び出している、塊のような町、 ここは天狼星の町。 少年ウゲツは天狼星の町に暮らしている。 ある時ウゲツが少女と出会ったことで、 ウゲツと、天狼星の町の運命が動き…

凶星の子として非業の死を遂げた神の眷属フェンリルは、彼を憐れむ母の加護により人間界へ転生した。 王国戦士長の父ベテルギウスと優しい母カペラ、そして弟のプロキオンと温かく幸せな人生…

カクヨム二回目（多分）！ 読者様参加型の追放もの！！ 第二段！！！ その不遇スキルを理由に家を追い出された、少年クリスの運命は⁉ それは読者（神様）のあなた達次第・・・。 ど…